じいじがみんなに会いたくなっちゃった日の

ばあばからの夜中の電話の内容は覚えていない


ただ怖くて「わかった」しか言ってなかった気がする


寒くてなのかブルブル震えがとまらなくて

気をぬくと涙がとまらなくって

あぁ 親とお別れする時ってこんな感じか

私にもその時がきたんだってちょっと他人事みたいで


夜中の病院


モニターの電子音が響いてる廊下

じいじの部屋だけ明るくってガラス張りの部屋で

少し冷たい手を握って


じいじ あれから私 暗い寝室が怖くってさ

いつまた電話が鳴るのかって眠れないよ


でも変わらず私の日常は繰り返すからさ

4時に弁当も作るし 化粧もするし

みんな起こして朝ごはん作って送り出して

出勤する


夕方 ばあばからの報告の電話を待って様子聞いて

色んな気持ちで夕飯食べる


もどってきてくれたから

それだけでいいのにさ色々欲がでちゃうよ


またあの日みたいに

孫たちつれてお見舞い行くからね!