hellocqcqのメモ帳

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アマチュア無線に関連した記事など

第一電波の2バンドダイポールアンテナW-735に29MHz用のエレメントを追加しました。

このW735には以前に取り付けた21MHz用のエレメントがそのままになっていましたので、それを短くして29MHz用に作り変えました。

MMANAによるシミュレーション
7MHz用のダイポールアンテナに29MHz用のエレメントを追加した場合についてMMANAでシミュレーションしました。


  アンテナ形状
29MHz用のエレメントは7MHz用のエレメントの1/4の長さですから、こんな感じです。


  パターン
パターンはとても良いです。仰角20度でGa8.58dBiです。

実測値
W735は給電点6mHくらい、両端9mHくらいに設置してあります。
測定は、ケーブルのリグ側にNanoVNA-H4を接続して行いました。
なお、グラフのSWRはひと目盛0.1です。


  7MHzバンド    7.11MHzでSWR1.06


  3.5MHzバンド     3.56MHzでSWR1.09
W-735の3.5MHzバンドは、コイルの入った短縮型です。


  29MHzバンド      29.24MHzでSWR1.12

実際のSWRもよい値になりました。

W-735に付属のバランは40MHzまで使えるものなので、29MHz帯であれば実用上問題ないようです。
ただし、同軸ケーブルが35mと長いので、29MHzの場合フィーダーロスが1dB程度あるはずで、そのためにリグ側から見た時の見かけのSWRの数字は良くなっています。バランの出口のSWRは1.3くらいでしょうかね。イメージとしては、バランでSWRが悪くなった分をケーブルで打ち消してしまった感じでしょうか。

使ってみた感じ
当局は群馬県ですが、福岡県の2局と交信して、59+のレポートをいただきましたので、問題なく使えそうです。当局の出力は50Wでした。29MHz帯はFM運用です。面白そうなバンドです。

これで出られるバンドが、3.5MHz 7MHz 14MHz 21MHz 29MHz 50MHz 144MHz 430MHz になりました。

2025年6月13日の午前中、Eスポが開けまして、2mバンド(144MHz帯)で、1エリヤ⬌6エリヤ(延岡市など)間の交信が成立していました。私のアンテナX200(2mバンド:5/8λ2段)でも[53]くらいで入感していました。
その時のコンディションを参考のためにコピペしておきます。



  fxEsが15以上だと144MHzでもつながりやすいとか、聞いたことがあります。




イオノゾンデ観測データは、2mバンドが交信できていた時はこれよりさらに良かったはずです。これを画面コピーした時は、すでにほとんど聞こえなくなっていました。

fxEsが高くなった時は、f0F2も高くなっているようですね。どの程度の相関があるかはわかりませんが。

伝搬にはF2層反射(主に短波帯)、Es層反射(主にVHF帯)などのほかに、TEP(赤道横断伝搬)というのがあって、50MHzでのオセアニアとの交信はTEPによる可能性が高いらしいです。





Eスポと地磁気は関係があるのかないのか、よくわかりませんね。

◎5月4日 03:42U 50MHz SSB 50W 1λループアンテナ6mH New Caledonia(Mont-Dore) 55 57
ニューカレドニアです。50MHzSSB50Wで距離7,000km飛ぶのですね。
これは日中の午後1時ころの交信でした。

◎5月7日 12:15U 14MHz SSB 50W 逆Vダイポール9mH Argentina(Lujan De Cuyo) 59 57
交信相手はアルゼンチンでもアンデス山脈の近くで、チリのサンティアゴから東へ170kmのあたりです。素晴らしいアンテナを使っているようです。
14MHzSSB50Wで距離17,000km。地球の裏側ですね。交信相手のアンテナに助けられての交信です。
これは夜の午後9時頃の交信です。

アルゼンチンとの交信が私の設備で実現するとは思っていなかったので、ちょっと興奮してしまいました。パイルアップが始まる前に交信できたことがラッキーだったのだと思います。日本の出力の大きな局が呼び始めたら私の50Wでは拾ってもらえません。

どちらの交信も、相互にQRZ.comで情報を確認しながら交信できました。QRZ.comは便利です。

英語は苦手で、ラバースタンプの交信しかできませんが、それ以上の聞き取り能力はないので、仕方ないですね。交信に入る前にとにかく相手のコールサインを聞き取って、QRZ.comで確認しておけば、あとはリポートをもらうだけですから、交信に余裕ができます。
ラバースタンプの交信サンプルは、あちこちから書き出してA4・4枚にまとめてあります。しかし実際には、さらに簡略化した決まり文句で交信しています。

無線で使うニックネームについて。国内であれば普通に苗字です。ひらがなでは4文字前後ですから、苗字で問題ありません。
海外との交信では私の場合、苗字では(子音+母音)×4 ですから幾分長いです。短くするとすれば私の場合、苗字の頭2字か名前の頭2字になります。結局、名前の初めの2字であればQRZ.comにそのまま名前として書けるので、名前の頭2字をニックネームとして使うことにしました。

これも使い初めはいくらか違和感がありますが、すぐに慣れると思います。

もしかすると、今年の5月6月7月がサイクル25におけるDX通信の最盛期なのかもしれませんから、少し頑張っておきたいです。