娘のために買い直した車に乗せて、
火葬場まで行った。



3人でたくさんお出かけしたかった。
ちょっとお買い物行くのにも、娘を連れて…

どこに行くのにも、ずっと一緒で。



初めて娘を連れて行く場所が火葬場だなんて…



悪夢だった。



火葬場に着くと、担当の人が出迎えてくれた。



棺桶の中は、娘が喜んでくれるようにと色鮮やかな花達でいっぱいにした。



妊娠中、つわりが酷かった私のために
『これを見たら、赤ちゃんに会えるが楽しみになるでしょ』と、
妹が小さな小さな靴下を買ってきてくれた。

居間に飾って毎日、それを眺めた。


娘がこの靴下を履く日が来るんだと
当たり前のように思っていた。




娘のための靴下。

火葬される前の娘に泣きながら履かせた。



泣きじゃくってどうしようもない私の肩を旦那はしっかりと支えてくれていた。


娘が火葬する機械の中に入れられたとき、
気が狂うかと思うほど泣いた。


すごく遠くに娘が行ってしまう気がして…
たまらなく悲しかった。


娘があまりに小さかったため、
骨は少しだけしか残らないかもと言われた。



こんなに悲しい思いは二度としたくないと思った。