先日の昇段試験について
ある若者がチャレンジした。とても良い審査だった。
彼は入門して2年ほどだが、稽古姿勢も良く、なにより向上心旺盛なところが本当に素晴らしい。
週に5回ほど稽古に来ているため、ほぼ部活( ´∀` )
その稽古量と体力、気力すべてにおいて満ちている。
そんな彼を見ていると、まだ若かった私を思い出す。
養神館に入門したのは97年の冬、寒かったので鮮明に記憶している。
塩田剛三先生の偉人伝がテレビで放映されていて、親族がその番組を録画していて、
それをたまたま観ていた。その中でお笑いの偉人やいろんな方々が出演されていた中で、
異彩を放っていたのが、そう、昭和の達人と称された塩田剛三。
戦後の疲弊した日本。その激動の時代、合気道復興に奔走する武道家のひとりである。
そのたぐいまれなる瞬発力と集中力、精神力は戦を生き延びた武人のなせる業である。
その達人の映像を観て何とも言えぬ感動と震えが止まらなかったこと。
何度も何度も見返して、当時の録画機器VHSのテープが擦り切れるほど観た。
当時はSNSはもちろんネットもない時代である。
情報収集といえば、書籍…あと電話帳くらいである。非常に不便な時代であった。
一念発起し、置手紙を残し、上京。そんなこんなで…。
またいつか書いてみたい。
今回の審査は若き獅子が一生懸命に取り組んでいる姿に心を打たれた、
非常に素晴らしい審査でした。今後も頑張ってもらいたい。
動画を貼り付けますので、ぜひご覧になってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
拙い文章で申し訳ありませんでした。
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