妻が読んでいます その20。

 『あのとき食べた、海老の尻尾』

 木村 衣有子 著

 大和出版



【送料無料】あのとき食べた、海老の尻尾

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 私は子供の頃、偏食が激しかった。食欲そのものが、あまりなかった。
 食べたいものといえば、饅頭とかビスケットとか、お菓子類ばかり。母にも多大な心配や迷惑をかけた。

 勿論の如く、海老も大嫌いだった。家族に「なんで嫌いなん?」と問われた時、ひと言「海老は臭い!」と言いきっていた。
 なるほど海老には独特の匂いがあるにはある。だがその匂いが、子供の頃の私には、全く受け付けられなかった。無理に食べると、オエオエなった。

 それから40数年を経て、今、海老は好物になっている。


 大人になったものである。



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