CS「チャンネル銀河」で録画しておいたドラマ『父の詫び状』(NHK・1986)を観る。

 もう20年ぐらい前からだろうか、何故か人からよく向田邦子の本を勧められる。私の話や書いた物を読んだ人から「向田邦子を思い出す」と言われたことも何度かあった。
 試しに読んでみたら、確かにどことなく何となく共感できる部分を感じた。

 境遇が似ているとか、作風が似ているとか言うのもおこがましいが、恐らく私の母が生きてきた時代や環境が、部分的にダブっているせいではないかと思う。
 向田作品は、母から聞いた昔の話に似ていて、懐かしい気分になる。

 改めて観たドラマのラストは、泣けた……。


 DVD化が待たれる。


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