◾︎J-POPという肩書きをいい事に好き勝手にする、星野源。サイコー。
だけど、静寂を渇望する自分がいる。
静かな場所。冬の朝の海みたいな、澄み切った冷たい空気と潮の匂いがする静かな海みたいな。それはでも暖かくて柔らかい。
寝る前に途轍もなく悲しい気持ちになる
それを凌駕するぐらいの悲しい物語でも読まないとおさまらないくらいの悲しさ
それを抱えて眠る
だからか?、夜中に目が冷める
パッチリと。頭も冴えている。
まだ3時。思わずため息が出る
なかなか寝付けずに夜は更けていく
デジタル時計の秒針の音すら聞こえる
うるさい。
私は不同視だ。
みんなと同じように生きてきたつもりなのに、どうしてこんなにも差がついてしまったのだろうと不思議に思う。みんなが当たり前にできることはほんとうはとても難しい。
どうしていつもうまく生きられないんだろうと、また悲しくなる
そんな時に、波の音を聴く
耳の奥にそっと聞こえてくる
わたしは寄せては返す波をみつめながら、ひんやりとした砂浜にしゃがみこんでじっとしている
夜明けはまだ遠いけれど、
その海が
私の全てを肯定してくれているようで心地よい
どうかこの海が、誰にも脅かされませんように。
きっと深く潜ったら、わたしが見たこともないような物凄い深海魚がうようよ潜んでいて
深い青の海水が、そんなことないよ。と知らん顔で静かに波を立てている
そう思うと、ひどく興奮し、さらに目が冴えた
終いには溺死してしまいたい