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(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 10850.66(+485.21) 始値 10371.58 高値 10868.90 安値 10371.42 前営業日終値 10365.45(‐777.68) ダウ輸送株20種 4616.01 (+112.12) ダウ公共株15種 428.45 (+4.82) NYSE出来高概算 16.21億株 値上がり(銘柄) 2560 値下がり(銘柄) 610 変わらず 57 S&P総合500種 .GSPC .SPX 終値 1164.74(+58.35) 始値 1135.00 高値 1167.34 安値 1106.39 ナスダック総合 .IXIC 終値 2082.33(+98.60) 始値 2033.69 高値 2094.31 安値 2015.93 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 306.89 (+13.58) シカゴ日経平均先物12月限(ドル建て)終値 11655 (+335)大証終値比 シカゴ日経平均先物12月限(円建て)終値 11595 (+275)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- 急反発し、前日の大幅な下げから値を戻した。金融安定化法案復活への期待が広がる中、 主要株価指数は軒並み4%を超える値上がりとなった。 米規制当局が時価会計について新たなガイドラインを発表する方針とのニュースも支援 材料となった。これにより、銀行のバランスシートのモーゲージ関連の損失が小さくなる 可能性があるとみられている。 ブッシュ米大統領と議会指導部が、金融安定化法案をめぐる協議を続ける姿勢を示して いることを受け、市場では楽観的な見方が広がった。 S&Pのこの日の上昇率は、2002年7月以降で最大となった。 キャンター・フィッツジェラルドのマーケット・ストラテジスト、マーク・パド氏は 「大統領が今週中に可決すると表明したことが投資家の不安感を静めた」と指摘する。 「法案が可決されなくても、会計ルールの変更でクレジット市場のまひ状況が解消する可 能性がある。抜本的な解決策ではないものの、時間稼ぎにはなる」との見方を示した。 9月の月間ベースでは、ダウは6%安と6月以降で最悪、S&P500は9.1%安と 2002年9月以降で最悪、ナスダックは12.1%安と2001年9月以降で最悪とな った。また第3・四半期にダウは4.4%安、S&Pは9%安、ナスダックは9.2%安 となった。 これまで売り込まれてきた銘柄が買われ、特に金融とハイテクが大幅に上昇した。アッ プル AAPL.O とインテル INTC.O が高かった。 金融セクターではJPモルガン・チェース JPM.N が14%急伸してダウを押し上げた ほか、シティグループ C.N も15.6%急伸した。 市場関係者の間では、金融安定化法案をめぐる米国政府・議会の動きが市場の今後の方 向を決めるとみられている。アトランティック・トラストの首席投資ストラテジスト、ア ル・クーゲル氏は「金融安定化法案が可決されなければ、信用収縮は加速するだろう」と 警告した。