ブログ画像一覧を見る
このブログをフォローする
(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 11059.02(+141.51) 始値 10905.62 高値 11093.22 安値 10742.70 前営業日終値 10917.51(‐504.48) ダウ輸送株20種 5030.82 (+73.56) ダウ公共株15種 447.50 (+2.16) NYSE出来高概算 21.66億株 値上がり(銘柄) 1454 値下がり(銘柄) 1741 変わらず 49 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1213.60(+20.90) 始値 1165.66 高値 1214.86 安値 1169.40 ナスダック総合 .IXIC 終値 2207.90(+27.99) 始値 2149.65 高値 2214.29 安値 2145.17 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 316.36 (+4.60) シカゴ日経平均先物12月限(ドル建て)終値 11760 (+180)大証終値比 シカゴ日経平均先物12月限(円建て) 終値 11715 (+135)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- 反発。米当局が保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) AIG.N に対し、金融支援を行うとの見方が強まったことが背景。 連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利据え置き決定で失望感が広がり、株価はマ イナス圏で推移していたが、連邦準備理事会(FRB)がAIG向けの融資を検討してい るとの報道を受けて終盤に切り返した。 FRBがAIGへの金融支援を検討しているとするブルームバーグの報道を好感し、金 融株が前日の下げから反発して相場をけん引した。前日にはAIGの債務格付けが引き下 げられ、同社の資本調達能力に対する懸念が高まっていた。 また、関係筋がロイターに語ったところによると、英バークレイズ BARC.L は米リーマ ン・ブラザーズ LEH.N の米国のブローカー・ディーラー部門の取得に向けて交渉を行っ ている。 FRBは16日、FOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.00% に据え置いた。当面は利下げよりも流動性供給によって金融市場の沈静化を図る方針とみ られている。 オークブルック・インベストメンツのヘッド・トレーダーは「AIGに関してある程度 の信頼感が市場に戻ってきており、最悪期は過ぎたと考えたい」とし、「AIGへの支援 やリーマンによる一部事業売却のニュースがあり、金融株はこれらに対して極めてポジテ ィブに反応している」と述べた。 金融株は取引終了後も引き続き上昇。モルガン・スタンレー MS.N は第3・四半期(6 ―8月期)決算が予想を上回る好調な内容となったことを受け、時間外取引で7%超上 昇。 AIGは一時1.25ドルの安値をつけたが、その後戻して21.2%安の3.75ドル で取引を終えた。ただその後、米政府がAIGの資産保全者扱いを選択肢のひとつとして 検討している、とするブルームバーグの報道を受け、引け後の取引で48%急落した。 ウェルズ・ファーゴ WFC.N は12.7%高、バンク・オブ・アメリカ BAC.N は 11.3%高。 一方、ゴールドマン・サックス・グループ GS.N は1.8%下落。第3・四半期(6― 8月期)決算が70%の減益となったことが下げ材料。 ヒューレット・パッカード(HP) HPQ.N は6.8%上伸し、ダウを押し上げた。 HPの最高財務責任者(CFO)が今四半期の利益目標の達成に自信を示したことが好感さ れた。 原油価格が2日連続で下落したことも相場を支援した。米原油先物 CLc1 は前日終値比 4.56ドル安の1バレル=91.15ドルで終了。航空株指数 .XAL は11.5%上昇。 S&P小売株指数 .RLX も0.8%高となった。 デル DELL.O は11.2%急落。世界のハイテク需要について厳しい見通しを示したこ とが材料視された。 家電小売大手のベスト・バイ BBY.N は四半期利益が予想以上に落ち込んだことから、 2.8%下落した。