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(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 11268.92(+38.19) 始値 11233.91 高値 11380.63 安値 11215.26 前営業日終値 11230.73(‐280.01) ダウ輸送株20種 4911.18 (+145.32) ダウ公共株15種 447.73 (+3.52) NYSE出来高概算 15.48億株 値上がり(銘柄) 1710 値下がり(銘柄) 1429 変わらず 101 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1232.04(+7.53) 始値 1235.97 高値 1243.45 安値 1221.73 ナスダック総合 .IXIC 終値 2228.70(+18.89) 始値 2232.21 高値 2247.63 安値 2209.59 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 321.94 (+2.64) シカゴ日経平均先物9月限(ドル建て)終値 12270 (‐60)大証終値比 シカゴ日経平均先物9月限(円建て) 終値 12270 (‐60)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- 反発。石油輸出国機構(OPEC)が実質減産に踏み切ったことでエネルギー株が上昇 した。米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI) TXN.N の見通しを受けてハイ テク株も堅調だった。 一方、金融セクターをめぐる不安は依然として根強い。 最近の原油価格 CLc1 の大幅下落を受けて、OPECが実質減産を決定したことから、 エクソンモービル XOM.N は3%近く上昇した。 TIは前日の発表で利益見通しを下方修正しなかった。消費者の携帯電話支出について 弱い材料が続いていただけに安心感が広がった。 金融株は総じて下落した。前日45%急落した大手投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホ ールディングス LEH.N は、きょうの赤字決算発表を受けて6.9%下落。モーゲージ関 連で多額の評価損を計上をしたことが影響した。資本調達についても、具体的な発表はな かった。 米貯蓄金融機関最大手のワシントン・ミューチュアル WM.N は、17年ぶりの安値。資 本調達に関する懸念から30%近く下落した。 TIは0.6%高で取引を終了した。フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX は0.8 %の上昇。IBM IBM.N は、2.6%上昇した。 このところ大幅に売り込まれてきたエネルギー関連株には、割安感から買いが入り、コ ノコフィリップス COP.N は5.2%上昇した。 原油価格は7月に1バレル=147ドル超の過去最高値をつけた後は下げに転じ、この 日は同103ドルを下回る水準で取引された。OPECの実質減産はこれ以上の価格下落 を阻止するためとみられる。 リーマンの株価は一時、ほぼ10年ぶりの安値水準をつける場面があった。リーマンは、 投資運用部門の過半数株を売却する意向を表明したほか、商業用不動産資産の大部分を分 離し新会社に移す方針を示した。また年間配当の引き下げも発表した。ムーディーズ・イ ンベスターズ・サービスは、リーマンの信用格付けを見直す、と発表した。 金融ではそのほか、ワコビア WB.N 、メリルリンチ MER.N 、アメリカン・インターナ ショナル・グループ(AIG) AIG.N が下落。