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(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 11417.43(+68.88) 始値 11345.94 高値 11454.15 安値 11290.58 前営業日終値 11348.55(‐130.84) ダウ輸送株20種 4943.86 (‐40.52) ダウ公共株15種 474.21 (+3.68) NYSE出来高概算 10.68億株 値上がり(銘柄) 1654 値下がり(銘柄) 1448 変わらず 104 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1274.54(+7.85) 始値 1271.44 高値 1276.33 安値 1261.31 ナスダック総合 .IXIC 終値 2389.08(+4.72) 始値 2396.58 高値 2408.68 安値 2372.34 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 362.67 (+1.10) シカゴ日経平均先物9月限(ドル建て)終値 12860 (変わらず)大証終値比 シカゴ日経平均先物9月限(円建て) 終値 12855 (‐5)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- 反発。ヒューレット・パッカード(HP) HPQ.N が前日、予想を上回る内容の決算 を発表したことを好感した。原油高を受けてエネルギー株も高い。 一方、政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ) FNM.N と 連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック) FRE.N は、政府による救済をめぐる懸念から 売り込まれた。 HPは5.65%高と、6カ月ぶりの大幅な上昇。第3・四半期(5―7月期)決算は 14%増益で、米経済が減速しても海外からの需要がIT(情報技術)支出を支えるとの 期待感が広がった。 ファニーメイとフレディマックは、公的支援観測を背景に、ほぼ20年ぶりの水準に落 ち込んだ。ただ、公的支援は住宅・モーゲージ市場の下支えを目的としているとの見方か ら大手銀行株は買われた。住宅金融最大手のウェルズ・ファーゴ WFC.N は4.1%上昇 した。 エネルギー株は全般に堅調に推移した。総合石油会社ヘス HES.N は5.6%上昇、コ ノコフィリップス COP.N は2%上昇。 米原油先物は2日連続で上昇し、この日の清算値は0.45ドル高の1バレル= 114.98ドルだった。米国とポーランドが、米ミサイル防衛(MD)計画の迎撃ミサ イル施設をポーランドに配備する合意文書に調印したことを受け、ロシア政府の反応への 警戒感が高まった。また、ゴールドマン・サックスは、原油価格が年末までに1バレル= 149ドルに上昇するとの見通しをあらためて示した。 ノース・スター・インベストメント・マネジメントのエリック・クビー最高投資責任者 (CIO)は「一部の決算がまずまず良好な内容だったことが、地合いを良くした。 また、これまで売り込まれてきた商品銘柄も非常に力強い回復を見せている」と指摘。 「しかし、単に安値拾いの買いにすぎないのかもしれない」との見方を示した。 S&P金融株指数 .GSPF は1.67%上昇した。 ファニーメイは26.8%、フレディマックは22.1%、それぞれ急落。 アランB.ランツ・アンド・アソシエーツのアラン・ランツ社長は「(ファニーメイと フレディマックの)問題が解決されるまでは先行き不透明感が続く。こうした環境の中で は相場の上伸は難しい」と述べた。 ハイテクセクターではHPのほかに、アップル AAPL.O が1.3%上昇した。またシテ ィグループが投資判断を「買い」で据え置いたリサーチ・イン・モーション RIM.TO RIMM.O は、3.4%上昇した。 素材株が買われ、S&P素材株指数は2.1%上昇。フリーポート・マクモラン・コパ ー&ゴールド FCX.N は、7.5%上昇した。