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(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 11602.50(+135.16) 前営業日終値 11467.34(‐ 29.23) ナスダック総合 .IXIC 終値 2303.96(+24.43) 前営業日終値 2279.53(‐ 3.25) S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1277.00(+17.00) 前営業日終値 1260.00(‐ 0.68) -------------------------------------------------------------------------------- [ニューヨーク 22日 ロイター] 米国株式市場は反発。原油先物価格が3ドル超 下落する中、前日のアメリカン・エキスプレス AXP.N のさえない決算やアップル AAPL.O の弱い利益見通しを受けた下げから反発して引けた。 ダウ工業株30種 .DJI は135.16ドル(1.18%)高の1万1602.50ド ル。 ナスダック総合指数 .IXIC は24.43ポイント(1.07%)高の2303.96。 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX は17.00ポイント(1.35%)高の 1277.00。 米原油先物はニューヨーク市場で2.4%下落し、エネルギーコスト上昇による消費者 や企業への影響をめぐる懸念が、一部後退した。 燃料コスト上昇に敏感に反応するコカ・コーラ KO.N やウォルマート・ストアーズ WMT.N などの消費者関連株、および航空株は、原油価格の下落を受けて買われた。航空 株指数 .XAL は22%急伸した。 一部の大手企業が発表した決算は消費者の置かれた苦しい状況を反映する内容だったも のの、投資家の関心は原油価格下落のほうに集まった。アメリカン・エキスプレスなど、 より余裕のある消費者を主な顧客に持つ企業すらも、さえない決算となった。アメックス 株は7.1%下落した。 キャタピラー CAT.N は決算が予想を上回り、2.4%上昇した。 ヒュージック・キャピタル・マネジメントのフランク・ヒュージック最高投資責任者 (CIO)は「エネルギー価格の下落が再び相場の支援材料となった。昨夜の決算を受け て相場は下げていたが、原油価格の下落を受けて持ち直した」と話す。「全世界が減速す るとの懸念がある。減速に伴い、原油価格も下がるだろう」との見方を示した。 原油は6週ぶりの水準に下落。米エネルギー需要減少への懸念や、熱帯低気圧による メキシコ湾岸の石油生産施設への影響はほとんどない、との見方を背景に売られた。 アップルは2.6%下落した。21日に発表した第4・四半期(7─9月期)の利益見 通しが、市場予想を下回ったことが嫌気された。 コカ・コーラは3.5%上昇した。ウォルマートは3.1%上昇。 ゼネラル・エレクトリック(GE) GE.N は2.9%高。GEとアブダビの投資機関は、 80億ドルの合弁事業で提携したと発表した。 ワコビア WB.N は減配を嫌気し一時10%超下落したが、新株を発行して資本を調達す る計画はないとの発表を受け回復、27.4%上昇した。