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(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 11100.54(‐128.48) 始値 11226.17 高値 11241.07 安値 10977.68 前営業日終値 11229.02 ダウ輸送株20種 4776.74 (‐40.05) ダウ公共株15種 517.87 (‐3.08) NYSE出来高概算 17.26億株 値上がり(銘柄) 1042 値下がり(銘柄) 2147 変わらず 59 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1239.49(‐13.90) 始値 1238.56 高値 1257.15 安値 1225.88 ナスダック総合 .IXIC 終値 2239.08(‐18.77) 始値 2233.38 高値 2265.86 安値 2203.25 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 345.69 (‐3.49) シカゴ日経平均先物9月限(ドル建て)終値 12960 (‐130)大証終値比 シカゴ日経平均先物9月限(円建て) 終値 12905 (‐185)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- 反落。政府関連住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ) FNM.N と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック) FRE.N の健全性をめぐる懸念に加え、原油 が147ドル台を超え最高値を更新したことで景気見通しの不透明感が高まった。 ナスダックとS&Pは、2004年以来初めて6週間連続で下落した。 ファニーメイとフレディマックの資本が十分でない可能性があり、すでにぜい弱となっ ている米経済をさらに悪化させるとの懸念が相場を圧迫した。 ポールソン米財務長官はこの日、GSEに関する声明を発表し、「現在の形」で両社を 支援することが現時点での主要目標であるとし、早期の政府による救済は示唆しなかった。 原油が最高値を更新したことで、燃料コスト高による企業利益や消費支出への影響をめ ぐるセンチメントが悪化した。 ダウは4週間連続で下落し、週足では1.7%安。ナスダックは週足で0.3%安、 S&Pは1.9%安だった。 この日、主要3指数はすべて一時2%超下落した。ダウは06年7月以来初めて 1万1000ドルを下回る場面もあった。値動きの荒い展開となるなか、午後終盤の取引 ではプラス圏に転じる場面もあり、3指数ともこの日の安値からは戻して引けた。 ファニーメイは22.4%安の10.25ドル。一時、6.68ドルに下落した。フレ ディマックは3.1%安の7.75ドル。一時、3.89ドルまで下落したが、8.57 ドルに上昇する場面もあった。 米連邦準備理事会(FRB)がファニーメイとフレディマックに連銀窓口貸出の利用を 可能にすることを検討していると上院銀行住宅都市委員会のドッド委員長が述べたことを 受け、両銘柄は午後の取引でこの日の安値から戻した。 金融株の下げが目立った。S&P金融株指数 .GSPF は2.6%安。 追加損失の可能性への懸念から、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ (AIG) AIG.N は3.8%安。 JPモルガン・チェース JPM.N は3.9%安、バンク・オブ・アメリカ BAC.N は 3.1%安。シティグループは、両銀を含む複数の米銀行の見通しや目標株価を引き下げ た。 リーマン・ブラザーズ LEH.N は16.6%安。前日は12%安だった。 原油高の打撃を受けた航空株指数 .XAL は5.6%安、小売株指数 .RLX は2.1%安。 ビール大手のアンハイザー・ブッシュ BUD.N は逆行高で8.6%上昇。関係筋による と、同社は競合のベルギーのインベブ INTB.BR と友好的身売りの方向で交渉を開始した。