ブログ画像一覧を見る
このブログをフォローする
(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 12280.32(+70.51) 始値 12210.13 高値 12331.86 安値 12195.32 前営業日終値 12209.81(‐394.64) ダウ輸送株20種 5322.48 (+72.22) ダウ公共株15種 518.65 (+7.29) NYSE出来高概算 13.45億株 値上がり(銘柄) 1111 値下がり(銘柄) 2004 変わらず 96 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1361.76(+1.08) 始値 1366.18 高値 1370.51 安値 1350.63 ナスダック総合 .IXIC 終値 2459.46(‐15.10) 始値 2483.22 高値 2485.00 安値 2429.30 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 402.09 (‐3.39) シカゴ日経平均先物6月限(ドル建て)終値 14220 (‐10)大証終値比 シカゴ日経平均先物6月限(円建て) 終値 14215 (‐15)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- まちまち。ダウとS&P500が反発する一方、ナスダックは続落した。 マクドナルド MCD.N の予想を上回る既存店売上高や予想外に上昇した米住宅販売保留 指数を受け、個人消費や住宅市場をめぐる懸念が緩和されるなか、ダウは上昇した。 相場全般はほぼ変わらず。原油価格がバレル当たり4ドル以上下落し、製造業など燃料 価格動向に敏感なセクターを支援、金融およびハイテクセクターの大幅下落を緩和した。 金融株は下落。リーマン・ブラザーズ LEH.N が、第2・四半期(3─5月)は約28 億ドルの赤字となる見込みだとし、60億ドルの増資計画を明らかにしたことに圧迫され た。また、ワシントン・ミューチュアル WM.N は、2011年までに約270億ドルの損 失を被るとするUBSのアナリストの見通しが嫌気され、大幅下落した。 この日発表された4月の米住宅販売保留指数が予想外に上昇し、6カ月ぶり高水準とな ったことから、相場は取引序盤に上昇していた。 マクドナルドは、既存店売上高が予想を上回る伸びを示し、4.1%上昇。ウォルマー ト・ストアーズ WMT.N は2.1%高、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) PG.N は1.1%高。 また、米投資専門週刊紙バロンズが、アルミ大手のアルコア AA.N について、アルミ価 格が上昇して利益を押し上げ、同社が買収の標的となれば、同社株は急伸するとの見方を 示したことも、ダウを支えた。アルコアは7.5%の大幅高。 米アップル AAPL.O は、一段と高速なインターネットアクセスを実現する、携帯電話機 「iPhone(アイフォーン)」の次世代機を発表。これが投資家の利食い売りを誘 い、同社株は2.2%安となってナスダックを押し下げた。 金融株はS&P500を圧迫。リーマン・ブラザーズは8.7%下落、ワシントン・ミ ューチュアルは17%急落した。このほか、モルガン・スタンレー MS.N は3.5%安、 メリルリンチ MER.N は3.2%安。 また、米連邦準備理事会(FRB)当局者が、根強いインフレ圧力を受けて利上げの必 要性に迫られる可能性を示唆する発言を行ったことも、金融セクターを一段と押し下げた。 米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は、CNBCテレビとのインタビューで、世界的 なインフレ圧力は今後も続くとの見方を示した。また、米ニューヨーク連銀のガイトナー 総裁は、世界的なインフレリスクを抑制するためにはおそらく引き締め政策が必要になる との見方を示した。 9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物7月限は前週末 終値比4.19ドル安の1バレル=134.35ドルで取引を終了した。 エクソンモービル XOM.N は2.6%上昇。