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(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 12832.18(‐44.13) 始値 12872.08 高値 12891.37 安値 12780.97 前営業日終値 12876.31(+130.43) ダウ輸送株20種 5288.61 (+28.35) ダウ公共株15種 510.26 (‐2.98) NYSE出来高概算 12.08億株 値上がり(銘柄) 1657 値下がり(銘柄) 1438 変わらず 114 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1403.04(‐0.54) 始値 1404.40 高値 1406.30 安値 1396.26 ナスダック総合 .IXIC 終値 2495.12(+6.63) 始値 2491.02 高値 2498.07 安値 2472.58 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 406.31 (+3.19) シカゴ日経平均先物6月限(ドル建て)終値 14025 (+15)大証終値比 シカゴ日経平均先物6月限(円建て)終値 14010 (変わらず)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- ダウとS&Pが反落。原油価格が過去最高値を更新したことでインフレ懸念が一段と高 まった。バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長が、金融市場は依然として問題を抱え ているとの認識を示したことも圧迫材料となった。 米原油先物は、イランが減産を検討していると表明したことを受けて、1バレル= 127ドルに迫った。 バーナンキ議長は、FRBの流動性に対して金融機関からのおう盛な需要がみられるこ とは、金融市場の状況が依然として正常から程遠いことを示していると述べた。これを受 けて金融株が下落、S&P指数の下げを主導した。JPモルガン・チェース JPM.N は 3.7%安となった。 オッペンハイマーのアナリストが、大手投資銀行の目標株価を引き下げたことも金融株 を圧迫した。 ミラー・タバクの株式ストラテジスト、ピーター・ブックファー氏は「引き続き、金融 株に注目しておかなければならない。金融株は3月の安値から市場が回復するのを支援し た。今回の下落が、新たな調整の始まりなのか単なる利食い売りなのか見極めるため、注 目する必要がある」との見方を示した。 S&P金融指数 .GSPF は1.4%安となった。 原油価格の上昇を受けて、S&P小売株指数 .RLX は0.2%下落した。 ネット検索大手ヤフー YHOO.O は5.2%急伸し、ナスダックの上昇を支援した。マイ クロソフト MSFT.O との買収交渉が決裂したことを受け、米著名投資家のカール・アイカ ーン氏が、委任状争奪戦を検討しているとのニュースが材料となった。 アップル AAPL.O は1%高。 一方、ヒューレット・パッカード(HP) HPQ.N は5.3%急落し、S&Pとダウの 下げを主導した。HPは、エレクトロニック・データ・システムズ(EDS)を126億 ドルで買収することに合意した。一部のアナリストの間では、この買収について、HPが 伸び悩む事業に高いプレミアムを支払おうとしているとの見方が出ている。EDSは 1.1%上昇。 小売り大手ウォルマート・ストアーズ WMT.N は2.4%安。同社の第1・四半期決算 は市場予想を上回ったものの、第2・四半期について、市場予想を下回る可能性があると の見通しを示したことが嫌気された。