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(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 12619.27(+256.80) 始値 12371.51 高値 12625.78 安値 12371.51 前営業日終値 12362.47(+ 60.41) ダウ輸送株20種 5073.41 (+190.64) ダウ公共株15種 514.32 (+9.95) NYSE出来高概算 14.42億株 値上がり(銘柄) 2612 値下がり(銘柄) 531 変わらず 77 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1364.71(+30.28) 始値 1346.43 高値 1365.48 安値 1334.28 ナスダック総合 .IXIC 終値 2350.11(+64.07) 始値 2313.42 高値 2352.21 安値 2313.42 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 371.02 (+19.18) シカゴ日経平均先物6月限(ドル建て)終値 13510 (+310)大証終値比 シカゴ日経平均先物6月限(円建て) 終値 13455 (+255)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- 大幅続伸。前日のインテル INTC.O に続き、JPモルガン・チェース JPM.N などがこの 日発表した決算が投資家の業績懸念を緩和した。 3つの主要株価指数すべてが2%以上上昇して取引を終えた。 JPモルガンやウェルズ・ファーゴ WFC.N の決算を受け、これらの大手金融機関が住 宅およびクレジット市場の混乱に他の金融機関よりもうまく対応することを期待していた 投資家の間に安ど感が広がった。 インテルが2008年の利益率目標を維持したことを受け、半導体価格の下落や設備投 資、個人消費が落ち込むことへの懸念が和らぎ、ハイテク株も大きく上昇した。 ヒンズデール・アソシエイツの投資部門ディレクター、ポール・ノルテ氏は「ハイテク 株には今年、下げ圧力がかかっていたが、インテルの数字は支援材料となった。JPモル ガンやウェルズ・ファーゴの決算を受け、今回の金融問題は少なくとも半分は過ぎ去った との感触を投資家は得た」と述べた。 JPモルガンは6.7%急伸し、ダウとS&P500を押し上げた。 ウェルズ・ファーゴは4.3%上伸。同社の第1・四半期決算は減益となったが、市場 予想は上回った。S&P金融指数 .GSPF は3.3%上昇。 インテルは5.8%の大幅高となり、S&P500をけん引した。フィラデルフィア半 導体株指数 .SOXX は5.5%上昇。 原油先物が過去最高値を更新したことからエネルギー株も買われた。ニューヨーク・マ ーカンタイル取引所(NYMEX)では5月限が前日終値比1.14ドル高の 114.93ドルと、過去最高値で取引を終了した。 S&Pエネルギー株指数 .GSPE は2.7%上昇。エクソンモービル XOM.N は2.3% 高。 四半期決算が市場予想を上回ったコカ・コーラ KO.N は0.3%高。 一方、米経済に関するニュースの大半はネガティブなものだった。米連邦準備理事会 (FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、経済状況が全米の大部分 で悪化し、食品・燃料・原材料の物価圧力が高まったと指摘した。 米商務省が発表した3月の米住宅着工件数は前月比11.9%減の年率94万7000 戸となり、エコノミスト予想を大きく下回った。 一方、米労働省が発表した3月の米消費者物価指数(CPI)統計は、総合指数が前月 比0.3%上昇とエコノミスト予想を下回り、FRBによる利下げ余地を残した。