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(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 12213.80(‐45.10) 始値 12259.14 高値 12259.23 安値 12032.42 前営業日終値 12258.90(‐ 7.49) ダウ輸送株20種 4613.17 (+27.30) ダウ公共株15種 489.97 (+7.19) NYSE出来高概算 17.85億株 値上がり(銘柄) 1027 値下がり(銘柄) 2109 変わらず 81 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1326.75(‐4.59) 始値 1320.75 高値 1331.33 安値 1307.66 ナスダック総合 .IXIC 終値 2260.28(+1.68) 始値 2244.21 高値 2266.37 安値 2221.09 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 348.29 (+2.79) シカゴ日経平均先物6月限(ドル建て)終値 12895 (‐5)大証終値比 シカゴ日経平均先物6月限(円建て) 終値 12850 (‐50)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- ダウとS&Pが下落したが、この日の安値からは大幅に値を戻した。終盤に米金融保証 会社アムバック・フィナンシャル・グループ ABK.N の救済計画で合意が近いとの観測が 高まり、金融セクターへの懸念が一部緩和した。 メリルリンチのアナリストがシティグループ C.N について一段の損失を警告したこと や、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が住宅ローンの返済遅延や差し押さえが 今後も増加する公算が大きいとの見方を明らかにしたことなどが、銀行セクターの重しと なった。 一方、シスコシステム CSCO.O の最高経営責任者(CEO)が経済の問題は短期的との 見方を示したことから、景気減速の設備投資への影響をめぐる懸念が後退し、ナスダック は若干のプラスで終了した。 メリルリンチはシティが150億ドルの損失を計上するとの見通しを示し、シティは 4.3%安。S&P金融指数 .GSPF は1%近く下落し、4日続落と、続落期間は昨年12 月以来の長さとなっている。 ウィリアムズ・キャピタル・グループの幹部、スティーブン・カール氏は「金融株につ いては、とにかく警戒感が強い」などと述べた。 CNBCテレビは取引終盤に、金融保証会社アムバック・フィナンシャル・グループ ABK.N の救済計画について合意が近い、と報道した。アムバック株は8%近く上昇し、市 場全体の支援要因となった。 テミス・トレーディングのジョー・サルーシ氏は「アムバックのニュースが持ち直しの きっかけとなり、シスコのコメントがさらに押し上げた。その後は、ショートカバーが入 ってきた」と話している。 ナスダックは、インテル INTC.O の利益率見通し引き下げを受けほぼ終日、マイナス圏 で推移したが、シスコのコメントで持ち直した。 それでも、金融セクターの先行きをめぐる警戒感は依然として市場を支配しており、シ ティのほか、バンク・オブ・アメリカ BAC.N は1%下落し、JPモルガン・チェース JPM.N は1.6%下落した。 アメリカン・インターナショナル・グループ AIG.N も下落した。 アップル AAPL.O は2.4%上昇した。アップルは08年に「iPhone」1000 万台を販売する、との目標をあらためて示した。