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(カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 12258.90(‐7.49) 始値 12264.36 高値 12281.37 安値 12161.05 前営業日終値 12266.39(‐315.79) ダウ輸送株20種 4585.87 (+35.29) ダウ公共株15種 482.78 (+5.28) NYSE出来高概算 15.71億株 値上がり(銘柄) 1451 値下がり(銘柄) 1688 変わらず 61 S&P総合500種指数 .GSPC .SPX 終値 1331.34(+0.71) 始値 1329.68 高値 1335.01 安値 1320.26 ナスダック総合 .IXIC 終値 2258.60(‐12.88) 始値 2271.26 高値 2275.75 安値 2240.30 フィラデルフィア半導体株指数 .SOXX 345.50 (‐2.55) シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)終値 13135 (+145)大証終値比 シカゴ日経平均先物3月限(円建て) 終値 13120 (+130)大証終値比 -------------------------------------------------------------------------------- ダウとS&Pがほぼ変わらずで引けた。商品市況高を背景に鉱業株やエネルギー株が買わ れ、住宅市場問題の拡大懸念を相殺する格好となった。 原油や金、プラチナ、銀などコモディティ価格の急伸を背景に、アルコア AA.N やエク ソンモービル XOM.N などの資源株が買われた。 一方、米住宅ローン会社ソーンバーグ・モーゲージ TMA.N が、債権者の要求に応じる だけのキャッシュを持っていない、と明らかにしたことを背景に、金融株全体が売り込ま れた。ソーンバーグは破産法の適用を申請する可能性があるとの懸念から、51.5%急 落した。 ソーンバーグは、相対的にリスクが低いとされる高額住宅ローン(ジャンボローン)を 専門とするだけに、投資家らの警戒感が高い。 銀行株は業績見通しの悪化も足かせとなり、シティグループ C.N が2.6%下落し、 バンク・オブ・アメリカ BAC.N は1.4%安。 米原油先物は0.61ドル高の1バレル=102.45ドルで取引を終了。一時は取引 時間中の最高値である103.95ドルをつける場面もあった。一方、金は1オンス= 1000ドル台に迫っている。 ナイト・エクイティ・マーケッツの幹部ピーター・ケニー氏は「よいニュースはない」 と話す。商品相場の急伸は「今年下期にインフレが加速する可能性を示唆しているが、こ れは市場がサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)危機から抜け出す と予想される時期でもある。スタグフレーションの恐れがある」としている。 また、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が、米国は既に景気後退(リセッション) 入りしているとの見方を明らかにしたことも、市場の警戒感を高め、住宅建設など景気 敏感株の売りにつながった。 ダウ・ジョーンズ米住宅建設指数 .DJUSHB は4.8%下落した。 2月の自動車販売の不振でゼネラル・モーターズ(GM) GM.N は0.3%下落、フォ ード・モーター F.N は5.4%の下落だった。 ボーイング BA.N は、空軍からの受注を逃し、2.6%下落した。