15000円レベルでの底堅さが見えたとしても短期的な値幅取り/オープニングコメント | 量子力学、科学、哲学、を自己満、承認欲求、備忘録、として思い立った事を好きなだけメモしていくブログ

15000円レベルでの底堅さが見えたとしても短期的な値幅取り/オープニングコメント

15000円レベルでの底堅さが見えたとしても短期的な値幅取り/オープニングコメント 11月13日 8時40分
[オープニングコメント]
*08:39JST 15000円レベルでの底堅さが見えたとしても短期的な値幅取り

12日のNY市場は下落。ダウは55.19ドル安の12987.55、ナスダックは43.81ポイ
ント安の2584.13で取引を終了した。シティグループやJPモルガンなど金融株に一部
買い戻す動きが見られる一方で、原油先物価格や商品価格の下落を受けてエネルギ
ーや素材セクターが下落。特に引けにかけてハイテク大手に売りが膨らみ一段安と
なった。セクター別では、小売や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で、素材や
エネルギーが軟調。これまでサブプライム問題とは無縁と思われていたハイテクセ
クターにも売りが広がっており、投資家の不安心理が増幅している。シカゴ225先物
清算値は大証比190円安(イブニング比200円安)の15030円。ADRの日本株は富士
フイルム、コマツ、日電産、ソニー、京セラ、トヨタ、任天堂など対東証比較(1ド
ル109.56円換算)で全般冴えない。
昨日の日経平均は終値ベースでは昨年8月以来の15200円を割り込んで取引を終え
た。前引けにかけては若干ながら下げ幅を縮める場面もみられていたが、円相場が1
ドル109円台に入ったこともあり、後場寄り付きから前場安値を下回り一時14998.51
円と15000円を割り込んでいる。
セクターの動向をみると資源関連セクターの下げが目立っていることもあり、フ
ァンドのクローズの流れが強まっているようである。また、為替の円高進行による
国際優良株など輸出関連セクター、サブプライム問題を受けて金融セクターの下げ
が目立っていた。
日経平均は15000円割れから下げ幅を縮めていたほか、行き過ぎの修正から一旦は
リバウンドの期待もある。しかし、シカゴ先物は15030円で取引を終えているほか、
為替相場も109円半ばで推移していることから神経質にならざるを得ない状況であ
り、昨日の流れが一気に反転するとも考えづらい。15000円レベルでの底堅さが見え
たとしてもテクニカルリバウンド狙いという短期的な値幅取りにとどまりそうであ
る。
一方、昨日はマザーズ指数がプラスに転じるなど、短期値幅取り資金は値動きの
良いところに集中している。割り切りスタンスとは言え、数少ない堅調銘柄に値幅
取りの資金が向かう流れであろう。本日はジャスダックの新市場NEOに第一号と
なるユビキタスが上場することもあり、新興市場の一角へ意識が向きことになりそ
うである。基本的には日計りの流れであり、一旦上値の伸びが鈍るようだと資金の
逃げ足も早く、下落幅に関係なく見切りの流れが強まるリスクはある。とは言え、
マザーズ指数自体が大底を打っている感はあるほか資金の逃げ足が速い分、需給悪
化も限定的であるため、その後のリバウンドも速いとみている。
そのほか、世界最大の買収ファンドを運営するブラックストーン・グループは、
四半期業績が予想を下回ったことから8%を超える下げとなった。ただ、不動産収入
が44%減少したほかは、プライベートエクイティが42%増、ヘッジファンド収入は
88%増、金融アドバイザーは60%増となっている。警戒されていたM&A関連が堅
調であったことから金融不安に対する警戒感はやや後退するとみられる。また、N
Y市場ではハイテクの下げが目立ってきたが一方でシティなど金融セクターには買
い戻しの動きもみられてきている。そのため、昨日のような全面安の展開とはなら
なさそうである。