【だいまんの閑話休題】10月G7でドル安協議? | 量子力学、科学、哲学、を自己満、承認欲求、備忘録、として思い立った事を好きなだけメモしていくブログ
| 【だいまんの閑話休題】10月G7でドル安協議? |
9月29日 9時37分 |
☆ 閑話休題 : 10月G7会議でドル安問題が協議?
28日FINEXのドル・インデックスのキャッシュ・レートは、77.666の安値と1992年4月の78.19を割り込む歴史的な下落となっている。
この日ユーロドルは、史上最高値となる1.4279を付け、ドル・カナダは、0.99カナダドル台の安値へ下落。
その他直近は調整しているが、英ポンド・ドルも1ポンド=2ドル台に回帰しており、10月開催予定の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議でユーロ高というより、ドル安について協議される可能性が大幅に高まっている。
ユーログループ議長のユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相は28日、「米国はドルの上昇に向けた措置を取るべきだと」の考えを示し、G7会議で「経済ファンダメンタルズの不均衡について協議することを計画している」と述べている。
また「われわれがユーロの対ドル相場を非常に懸念し始めたこと、米政府の強いドルへの意向を実行に移すべきであると考えていることは事実だ。米国が国際収支の赤字縮小に向けて行動する必要があることを意味している」と話した。当然欧州では、対円でのユーロ高も懸念しているが、こちらは相応に調整が入っていることから、あまり強いトーンにはならないと思われる。
そうなるとG7会議での攻撃はドル一本やりか?
しかしながら、現在の米貿易赤字自体は、引き続き高水準にあるもさらに悪化を強めているわけでない。
あくまで直近のドル安の要因はサブプライム問題と米国の利下げ期待にあるもので、特別の批判対象とならない見通し。
また改善の方策もサブプライムの早期解決策を迫るぐらいで、米国の利下げ自体は好感されているわけだし、もし為替レベルを本気で調整したいなら、協調介入以外方法はなさそうだ。
協調と言えば、2000年のユーロ全面安の時に、ユーロ買いの協調介入が行われたことがあるが、この時のユーロの対ドル相場の最安値は、1ユーロ=0.8225ドル。現在のレートがなんとこの1.7倍とは、確かにユーロが高いことは事実で、以来7年間介入の実績はない。
旧来ドイツ連銀は、市場放任主義を貫いており、その血はECBにも引き継がれている。ECBが単独で市場介入する可能性は非常に低いとみるが、今回のユーロ高がいったんどこまで行ったら、ECBも介入を検討せざるを得なくなるのだろうか?
単純な発想では、1ユーロ=0.8225ドルの2倍、つまり1ユーロ=1.6450ドルまで行けばさすがのレベルと見るが、今後1.45-1.50というようなレベルはサイコロジカル的にも一定のインパクトを与えると見られ、こういったレベルでの市場の声に注目されるが、直近ユーロ圏の企業やコングロマリットから、あまり具体的なユーロ高を批判する声が聞こえていない。
これは、ユーロ圏内で一定の経済活動が順調に回っていることが起因していると見るが、こういった産業界からの悲鳴が高まってくるようなら、ECBも一定の検討をせざるを得ないと思われる。
ともかく今回のG7会議では、サブプライム問題やヘッジ・ファンド規制の問題が取り沙汰されることは間違いないと思うが、ドル安、ユーロ高に関する一定の話し合いも行なわれるだろう。
そういって思惑が高まるなら、現状強いユーロ・ドル相場もどこまで追って買って良いのかは注意しておきたい。 |
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