【だいまんの来週の相場見通し】米景気動向が注目 | 量子力学、科学、哲学、を自己満、承認欲求、備忘録、として思い立った事を好きなだけメモしていくブログ

【だいまんの来週の相場見通し】米景気動向が注目

 【だいまんの来週の相場見通し】米景気動向が注目 9月22日 5時38分

☆来週に向けて

来週の外国為替市場はFOMCでの0.50%の予想外の利下げを受けて、影響を見極める週。ただし、イベント的には重要なものが薄く、米景気の後退の可能性や追加利下げの思惑が焦点となりそうだ。

《大きなイベント不在》
各国の金融政策の発表がFOMCの0.50%の利下げで終わり、中心となるイベントに薄い。ただし、米景気減速や追加利下げの思惑、個別の米経済指標は注目である。特にサブプライム問題は既に聞き飽きた感もあるが、まだ市場を揺るがす可能性が高く、その面では米国の住宅関連や個人消費の材料に市場の注目が集まると見られる。
25日は、9月消費者信頼感指数、8月中古住宅販売件数、27日第2四半期GDP確定値、8月新築住宅販売件数、28日の8月個人所得・個人消費支出(PCE)、8月PCEデフレーター・コア・デフレーターなどが注視されそうだ。特に住宅関連は、一定の織り込みがあると見られるが、落ち込みが激しいので注意となる。

《その他の経済指標》
その他の主要国でも経済指標の発表に薄いが、ユーロ圏では、25日のドイツ9月Ifo景況感指数、26日英国の第2四半期GDP確定値、第2四半期経常収支、28日は日本の9月東京都区部消費者物価指数(CPI)、8月全国CPIの発表が予定されている。全て金融政策の先行きをにらんだ材料となる。
ユーロ圏では、トリシェECB総裁が示唆するように年1回の利上げの可能性を追求する流れ。英国では、直近にわかに英住宅金融大手ノーザン・ロック問題から持ち上がっている利下げの可能性。日本では、今週、福井俊彦日銀総裁が追加利上げに含みを残したことで、年内いつの時期に利上げが実施されるかに注目が集まっている。ただ、全てサブプライム問題に絡めて、判断は時期尚早となりそうだ。
さらに最近は高金利通貨が人気を集めている中、ニュージーランド(NZ)の注目経済指標が多い。26日8月貿易収支、27日8月住宅建設許可、28日第2四半期GDPの発表が控え、特にGDPには落ち込みが見えており、来年にも利下げに転じるとの思惑が出ているNZ相場の行方には注目したい。
また蛇足だが、最近商品市況の上昇で、オージー(豪ドル)やカナダドルのような資源国通貨が買われて、NZドル相場もこれにつれて上昇を強めているが、NZは資源国ではないので混同しないようにお願いしたい。

《要人発言》
フィッシャー米ダラス地区連銀総裁やプール米セントルイス地区連銀をはじめ、複数の地区連銀総裁による講演が予定されている。FOMCで大幅な利下げが実施された後だけに、これに対するフォローの発言には、今後の米利下げ動向を見る上でも注視したい。
また26日にはトリシェECB総裁の講演が予定されている。ECBの年内の利上げ時期や直近1.40台に乗せたユーロ相場に関する発言は注目されそうだ。

《月末、日本の中間決算期末》
9月末ということで、日本の中間決算期末に関わるフローには注意したい。特にオージー・円では、上値では投資信託の利食いが大分でており、上昇スピードを鈍らせている。月末に絡んだ外貨建て投信の設定もあり、買いニーズもあるが来週もこういった利食い売りが出る可能性が高く、直近堅調な高金利通貨クロス円もさらに上値をどんどん追えるかは注意しておきたい。
またユーロやカナダドルでは、月末の原油絡みの決済買いが、26日以降に必ず出る。

《自民党総裁選》
23日に自民党総裁選が行なわれる。安倍晋三首相の突然の辞任で一時政局不安が騒がれたが、現在は一応の収拾を見ており、為替市場では特別材料視されることはないと見られる。
おそらく消去法的に福田康夫氏が指名されると見られるが、24日に党役員人事、25日に組閣が予定されており、この面では、為替に影響を与えることはないとしても、個人的には、あのひょうひょうとした福田氏がどういった裁量を示すかは注目したい。 特に最近はマスコミがバッシングを強めているが、これに負けない力量?というか、福田氏の淡々とした雰囲気がこれを跳ね返すことが出来るかは注目したい。