金融市場の混乱が経済に影響すれば行動する用意=バーナンキ米FRB議長
| 金融市場の混乱が経済に影響すれば行動する用意=バーナンキ米FRB議長 | 8月31日 23時35分 |
[ジャクソンホール(米ワイオミング州) 31日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は31日、金融市場の混乱の経済への悪影響を抑制するため、FRBが必要に応じて行動する用意があるとする一方、貧弱な決定をした投資家を救済することはないとの見解を示した。 カンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウムで述べた。 議長は「委員会は今後も状況を注意深く監視し、金融市場の混乱から生じる可能性のある経済全般への悪影響を抑制するため、必要に応じて行動する」と指摘した。 一方で「貸し手や投資家を、自らの金融上の決定の帰結から保護することはFRBの責任ではなく、またそうすることは適切ではない」と述べた。 議長は、住宅市場の低迷とサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン) の焦げ付き急増に起因する市場の混乱が、経済全般に悪影響を及ぼしている可能性があることを認めた。 議長はこの混乱がFRBの今後の考え方に影響するとの見方を示し「金融市場の動向は、経済に、市場外の多くが感じるほど広範な影響を及ぼし得るもので、FRBは政策を決定する際、これらの影響を考慮しなければならない」と述べた。 ただ住宅市場の急減速にもかかわらず、経済指標は、米経済が引き続き夏にかけて緩やかに拡大したことを示していると指摘した。 |
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