米株価反発にリスク回避後退116.26円/158.96円、原油上昇73.55ドル/外国為替市場 | 量子力学、科学、哲学、を自己満、承認欲求、備忘録、として思い立った事を好きなだけメモしていくブログ
| 米株価反発にリスク回避後退116.26円/158.96円、原油上昇73.55ドル/外国為替市場今日のポイント |
8月30日 7時34分 |
[昨日の海外市場での出来事]
*07:30JST 「米株価反発にリスク回避後退116.26円/158.96円、原油上昇73.55ドル」
【ロンドン市場概況】
29日のロンドン外為市場は、米国株価指数先物の上昇、欧州主要株式市場の上昇
を受けてアジア筋などからドル・円、クロス円の買い戻しが強まる展開になった。
ドル・円は114円39銭から115円06銭まで上昇、ユーロ・円は155円51銭から156円84
銭まで上昇、ポンド・円は229円15銭付近から231円70銭付近まで上昇した。ユー
ロ・ドルは1.3594ドルから1.3633ドルまで強含みに推移、ポンド・ドルは2.0029ド
ルから2.0153ドルまで上昇、ドル・スイスは1.2008フランから1.2033フランで取引
された。
【経済指標】
独・9月GfK消費者信頼感指数:7.6(予想8.5、8月8.5)
スイス・8月KOF景気先行指数:2.06(予想2.13、7月2.09←2.13)
【要人発言】
額賀財務相
「経済はまだ本格的な回復軌道に乗っていない、上昇気流に乗せる必要」
「今の時点でデフレをきっちり脱却したという状況ではない」
「金融政策が経済政策と整合性持った形で展開し、経済が安定することが望まし
い」
「金融政策、判断間違えず経済の上昇気流を失うことがないようにする必要」
「次期日銀総裁、見識・経験・力量など総合的に判断」
「米サブプライム問題で、日本経済の動きに大きな変化はない」
「経済の安定的発展のため、一般的には急激な為替変動が起こらないよう努力する
のは当然」
「為替介入のスタンス、行政の責任者としてコメント控える」
「外貨準備の積極運用論、リスクを伴う運用は慎重に考えて対応したい」
「(基礎年金国庫負担上げ)一時的な赤字国債発行は安定財源といえない」
安倍首相
「日本経済は力強い回復基調にある」
「株価動向については意見を述べるべきではない」
「様々な経済指標を注視していかなければならない」
「日銀や海外機関と情報交換を緊密に行っていく必要」
トゥンペルグゲレルECB理事「国際金融市場は自身を取り戻す」
グロース独経済技術相「ドイツ、銀行監督体制の変更が必要」
欧州委員会「市場の混乱にもかかわらず、欧州のファンダメンタルズは健全」
ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)
「市場混乱によるユーロ圏成長見通しへの顕著な影響見られず」
「欧州中銀は、9月欧州中銀定例理事会でユーロ圏の経済状況を考慮」
「欧州中銀は景気循環とユーロ圏の状況を基に適切な決定を行う」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:114円92銭、ユーロ・円:156円57銭、ユーロ・ドル:1.3630ドル、ポン
ド・ドル:2.0128ドル、ドル・スイス:1.2018フラン
【ニューヨーク市場概況】
29日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は米株式市場の大幅上昇やバーナン
キFRB議長のシューマー上院議員に宛てた書簡で「連銀は市場を監視、必要とあれば
行動する」と回答したことが買い材料となり114円66銭から116円26銭まで上昇、高
値圏116円18銭で取引を終えた。
ユーロ・ドルはユーロ・円絡みの買いに1.3619ドルから1.3680ドルまで上昇し、高
値圏1.3678ドルで引けた。ユーロ・円はリスク回避後退に伴う円売りやロシア筋と
される買いなどを受けて156円32銭から158円96銭まで上昇した。ポンド・ドルは
2.0116ドルから2.0181ドルまで上昇し、ドル・スイスは1.2018フランから1.1983フ
ランまで下落した。
【FF先物米金利変更織り込み率】
9月利下げ確率:5.0%まで100%変わらず、4.75%まで0%変わらず
年内利下げ確率:4.75%まで100%変わらず、4.5%まで95%変わらず
【シカゴVIX指数:株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数】
23.81←26.30、日中最大26.02(年内最大:8/16の37.50)
【原油市場】
原油相場は2%超の大幅高。先週末時点の原油とガソリンの在庫が共に300万バレル
以上取り崩されたことが明らかになり、予想を上回る在庫減少を受けて買いが先行
した。米ドライブシーズンの終盤を迎えて注目されるガソリン在庫は4週連続で減少
し、05年9月以来で最低となった。また、本日はバドリOPEC事務局長が昨日、今月11
日のOPEC総会において世界の原油供給が十分にあるため増産を決めることは難しい
との見方を示したことも引き続き買い材料となっていた。NY原油先物価格は一時、
8/15以来の高値73.55ドルまで上昇し、ほぼ日中高値となる73.51ドル(前日比+1.78
ドル、+2.4%、年初来+20.4%)で取引を終えた。
【株式市場概況】
NY株式相場は大幅上昇。バーナンキFRB議長が上院議員に宛てた書簡の中で「必要
に応じて対応する」との考えを示し、来月のFOMC(連邦公開市場委員会)での利下げ
に対する期待感が高まることで終日堅調な展開となった。セクター別でも全面高と
なり、特に小売りや自動車・同部品の上昇が目立った。コンピュータ大手のアップ
ル(AAPL)はゴールドマン・サックスが投資判断を引き上げたことで上昇。また新学
期セールでパソコンの販売が好調との見方からパソコンメーカー最大手のヒューレ
ット・パッカード(HPQ)なども買われた。携帯電話メーカー最大手のノキア(NOK)
は音楽配信事業に進出することを発表して7%高。予想を上回る決算を発表したキッ
チン用品のウィリアム・ソノマ(WSM)も堅調に推移した。ダウ構成銘柄では、ゼネ
ラル・モーターズ(GM)やホームデポ(HD)、インテル(INTC)などが4%を超す上昇
となるなど全30銘柄が前日比プラス。結局ダウは247.44ドル高の13289.29、ナスダ
ックは62.52ポイント高の2563.16で取引を終了した。バーナンキFRB議長の姿勢は議
員経由などで間接的に伝わっており、今週金曜日に予定されている講演の内容に一
段と注目が集まっている。
【通貨オプション】
オプション市場では、株式動向に伴う荒い展開を受けてオプション買いが優勢
で、変動率が続騰、1ヶ月物変動率は13.25%から15.00%(最近の高値8/17=23%、
99年来の高値)、3ヶ月物は10.75%から11.375%(8/17=17%)、6ヶ月物は
9.750%から10.125%(8/17=15.25%、2000年来の高水準)、1年物は9.000%から
9.350%(8/17=13.80%、2000年来の最高水準)へそれぞれ上昇した。リスクリバ
ーサルでは、根強い下値警戒感に伴う円コール買いは引き続き強く25デルタ円コー
ル1ヶ月物は4.400%、3ヶ月物は4.500%、6ヶ月物は4.500%、1年物は4.875%で昨
日と変わらずのこう水準で取引されている。
【経済指標】
米・週次MBA住宅ローン申請指数(8/24):前週比-4.0%(前回-5.5%)
米・週次在庫統計(8/24時点)
原油在庫:前週比-349万バレル(予想-60万バレル、前回+189万バレル)
ガソリン在庫:同比-367万バレル(予想-250万バレル、前回-571万バレル)
製油所稼働率:90.2%(予想91.6%、前回91.6%)
【金融政策】
ポーランド中銀:政策金利を4.75%に引き上げ
【要人発言】
バーナンキFRB議長(書簡)
「連銀は市場を綿密に監視」
「FOMCは必要とあれば対応の用意があると示した」
「地区連銀は差し押さえを抑える努力をしている」
「変動性金利住宅ローンの金利動向を懸念している」
「政府支援住宅ローン会社の資産上限引き上げは不要」
シュタインブリュック独財務相
「危機拡大を妨げるため、全ての事が行われるべき」
「今のところ、危機拡大抑制には成功」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 114.41 116.26 114.36 116.18
ユーロ・ドル 1.3596 1.3680 1.3588 1.3678
ユーロ・円 155.55 158.96 155.46 158.91
ドル・スイス 1.2017 1.2033 1.1983 1.1997
ポンド・ドル 2.0033 2.0182 2.0029 2.0178
株式市場:
NYダウ 13043.07 13293.44 13043.07 13289.29
ナスダック 2518.98 2563.16 2512.60 2563.16
債券市場: (始値) (終値)
米国債 2年物 4.068 4.165
米国債10年物 4.506 4.561
米国債30年物 4.840 4.880
先物市場:
NY金先物 674.4 678.0 673.3 675.4
NY原油先物 72.10 73.55 72.10 73.51
シカゴ日経平均先物 16090 16400 16090 16375
[ストラテジー<ドル・円>]
「株高・円安予想」
昨日のドル・円は、東京市場では、東京株式市場下落を受けて113円86銭まで下落
後、外貨建て投信設定で114円58銭まで反発、ロンドン市場では、115円10銭まで続
伸、ニューヨーク外為市場では、NYダウが大幅に上昇したことで116円26銭まで続
伸、116円17銭で引けた。
9/18の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が高まる中、バーナンキFRB議長
は、市場の十分な流動性確保に努力する、FRBは市場を監視しており、必要とあれ
ば「行動する」、と述べた。
「行動する」という文言は、8/17の公定歩合引き下げの際の緊急FOMC声明でも用い
られたが、流動性供給から更に踏み込んだ、政策FF金利を引き下げる、という意味
に解釈されている。
NYダウは、一昨日8/28、8/7のFOMC声明に反応して大幅に下落し、昨日は、バーナ
ンキFRB議長の書簡に反応して大幅に上昇しており、混乱した市場の脆弱性が窺え
る。バーナンキFRB議長は、明日、講演が予定されており、「行動する」の内容に
注目か。
本日は、米国第2・四半期の国内総生産(GDP)の改定値が発表されるが、速報値の
+3.4%から+4.1%程度まで上方修正されることが予想されている。しかしながら、
4-6月期の実体経済の指標であり、現状の市場のテーマは、クレジット市場収縮に
よる実体経済への悪影響が懸念されていることから、市場への影響は限定的だと思
われる。
本日のドル・円相場は、東京株式市場の上昇が予想されるため堅調推移が予想さ
れ、昨日同様に、外貨建て投信設定に絡んだ円売り圧力を見極める展開となる。
[ストラテジー<ユーロ・円>]
ユーロ・円は、日欧金利差拡大観測、外貨準備のユーロシフト等を受けて169円05
銭(ユーロ導入後高値)まで上昇後、クレジット収縮懸念で149円25銭まで下落、米
連邦準備理事会(FRB)の公定歩合引き下げ、欧州中銀による9月利上げ観測台頭で
159円68銭まで反発したが、依然として方向感の無い展開が予想される。
【ユーロ下落要因】
・ユーロ圏信用収縮懸念
・日欧通貨当局:ユーロ高円安牽制発言⇒円キャリートレード手仕舞い
・EU新条約発効のための協議再開(2007年)⇒2009年発効目標
・中国人民銀行:利上げ&人民元切り上げ観測
【ユーロ上昇要因】
・米国:地政学的リスク&双子の赤字⇒外貨準備のユーロ・シフト
・日欧金利差拡大:日銀(0.50% 9/18-19)VS欧州中銀(4.00% 9/6)
[ストラテジー<英ポンド・円>]
○ポンド・円 (予想レンジ:233.50円-235.00円)
【買い要因】
・NYダウなどの株価指数上昇
・UAEがポンドの外貨準備を増やす計画
・英国版本国投資法(英国企業の本国送金増加の可能性)
【売り要因】
・ナスダックの株式売却観測(LSE)8億ポンド相当
・7月英消費者物価指数:+1.9%(英中銀インフレ目標:1-3%)
・英中銀:無制限の信用供与の可能性を示唆⇒追加利上げ観測後退
・英国内で住宅ローンの不払い増加報道⇒家計を圧迫している可能性
・中国政府株価抑制策:追加利上げ⇒株安、円キャリー取引解消
・ABNアムロ銀行買収提案(大口のポンド売り発生?)
[ストラテジー<豪ドル・円>]
○豪ドル・円 (予想レンジ:95.00円-96.00円)
【買い要因】
・NYダウなどの株価指数上昇
・2006-07年度豪財政黒字が予想を上回る→追加減税、投資拡大
・豪準備銀行四半期金融政策報告:予想以上にタカ派寄りの内容
・4-6月期豪消費者物価指数:前期比+1.2%、7月豪雇用者数+2.18万人
・豪準備銀行総裁:豪ドル高を特に問題視せず
・16ヶ国自由貿易圏&日豪自由貿易協定締結(20年間で約390億豪ドルの経済効果)
【売り要因】
・豪住宅ローン企業の資金調達力が低下
・中国政府株価抑制策:追加利上げ⇒株安、円キャリー取引解消
・豪準備銀行:外貨準備調整目的で豪ドル売りを増やす可能性
・豪準備銀行:2007年基調インフレ見通し2.5%へ下方修正
[ストラテジー<ニュージーランドドル・円>]
○NZドル・円 (予想レンジ:82.00円-83.00円)
【買い要因】
・NYダウなどの株価指数上昇
・NZ4-6月期失業率:3.6%に低下
・中国の高度経済成長
・ボラードNZ準備銀行総裁:NZドル高はインフレ抑制
・アジア16ヶ国自由貿易圏に参加(中国、東南アジア地域との貿易拡大期待)
【売り要因】
・カレン財務相&ピータース外相:NZドル高批判⇒NZドル下落予想
・NZ準備銀行:利上げ打ち止めを示唆⇒景気減速ならば早期利下げの可能性
・中国政府株価抑制策:追加利上げ⇒株安、円キャリー取引解消
・S&P:法人税率の引き下げはNZの債務格付けに影響を与える可能性
・S&P:NZ経常赤字が縮小しなければ格下げ示唆(2005年137億NZドル)
[ストラテジー<カナダドル・円>]
○カナダ・円 (予想レンジ:109.00円-110.00円)
【買い要因】
・NYダウなどの株価指数上昇
・米鉄鋼会社によるStelco社買収(10億カナダドル強)
・中国の高度経済成長
・カナダ中銀:カナダドル高によるインフレ抑制効果
・ハーパー首相:製造業保護のためにカナダドル高を阻止することは大きな間違い
・機関投資家がヘッジ目的のカナダドル買いを増やす可能性
・財政黒字9ヶ月約73億カナダドル⇒所得税率・法人税率の引下げ検討
【売り要因】
・カナダ中銀:政策金利(4.50%)年内据え置きの可能性
・資本市場の信用収縮懸念&主要国の株価指数下落(リスク資産圧縮)
・中国政府株価抑制策:追加利上げ⇒株安、円キャリー取引解消
・カナダ系機関投資家による外債投資継続
・米国投資家への配当金などに対する税率上昇:15%⇒41.5%
[ストラテジー<スイスフラン・円>]
○スイスフラン・円 (予想レンジ:96.20円-97.20円)
【買い要因】
・ロート・スイス中銀総裁:スイスフラン安警戒
・ヒルデブラント・スイス中銀理事:キャリートレード縮小の可能性示唆
・地政学的リスク(中東&極東)
・スイス政府GDP見通し:2007年+2.5%、インフレ見通し+0.8%
【売り要因】
・ジョルダン・スイス中銀理事:金利正常化の必要なし→利上げ終了観測
[予想レンジ]
ドル・円115円50銭-116円50銭 、ユーロ・円158円00銭-159円00銭
[ドル売り材料]
・米国金融政策:公定歩合引き下げ(6.25%⇒5.75%)⇒FF金利 (5.25%)引き下げ
観測
・米「双子の赤字」&地政学的リスク(イラク&イラン情勢緊迫化)⇒ドル離れ懸念
・米サブプライム問題&クレジット市場収縮懸念&投資ファンド増税法案
・民主党主導米議会:保護貿易主義⇒中国WTO提訴&相殺関税仮決定
・ワシントンG-7声明(4/13/07):「為替柔軟性」アジア新興国&中国
・中国人民銀行:外貨準備分散投資&人民元切上げ&金利引上げ⇒中国株式市場反
落懸念
・日銀金融政策:追加利上げ観測(0.50% 9/18-19)⇒円キャリートレード手仕舞
い
[ドル買い材料]
・米国金融政策:政策金利 (5.25%) 据え置き観測(主要懸念はインフレリスク)
・日銀金融政策:政策金利(0.50% 9/18-19)利上げ先送り観測
・ポールソン米財務長官&バーナンキFRB議長:ドル高政策&円安容認
・日・米国内総生産(GDP):米国+3.4%(Q2)VS日本+0.5%(Q2)
・安倍政権:利上げ牽制(成長無くして財政再建無し&デフレ脱却困難)
・参議院選挙自民党敗北:1989年(160.35円)&1998年(147.64円)
[今日の予定<国内>]
08:50 デリバティブ取引に関する定例市場報告(日銀・6月末)
10:40 水野日銀審議委員の講演要旨公表(山梨県金融経済懇談会に出席)
11:00 与謝野官房長官、定例記者会見
12:45 2年国債入札結果発表
16:00 与謝野官房長官、定例記者会見
17:00 津田財務次官、定例記者会見
[今日の予定<海外>]
10:30 豪・4-6月期経常収支(予想-157億豪ドル、前期-153.8億豪ドル)
15:00 英・8月ネーションワイド住宅価格(予想+9.6%、7月+9.9%)
16:55 独・7月失業率(予想8.9%、6月9.0%)
17:00 仏・7月失業率(予想8.0%、7月8.0%)
21:30 米・4-6月期GDP改定値(予想+4.1%、前回+3.4%)
21:30 米・4-6月期GDPデフレータ(予想+2.7%、前回+2.7%)
21:30 米・前週分失業保険新規申請件数(予想32万件、前回32.2万件)
21:30 加・4-6月期経常収支(予想+80億カナダドル、前期+65億カナダドル)
《MY》 |
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