米国株式市場、クレジット市場懸念などで急反落
住宅ローン市場への懸念で全般的に売り優勢となり、主要3指数が全て2%以上下落した。
ダウ工業株30種は281.42ドル(2.09%)安の1万3181.91ドル。構成銘柄30種が全て下落した。
ナスダック総合指数は64.73ポイント(2.51%)安の2511.25。 S&P総合500種指数は39.14ポイント(2.66%)安の1433.06。
週足では、ダウが0.7%、S&P500が1.8%、ナスダックが2.0%それぞれ下落した。
この日は、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がベアー・スターンズの格付け見通しをネガティブに引き下げるとともに、傘下のヘッジファンドを含め問題を抱えている可能性があるとし、長期にわたり業績に悪影響が及ぶ恐れがあると指摘した。
ベアー・スターンズは5.9%下落。一時2005年11月以来の安値となった。米原油先物が下落し、エネルギー市場で、経済が減速するなか石油需要が減少する可能性があるとの懸念が広がった。
米株投資家の不安心理の度合いを示す指数として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデックス(VIX指数)が25.16まで上昇し、7日連続で20を上回った。
この日発表された経済指標は7月の非農業部門雇用者数が9万2000人増と2月以来の低い伸びとなったほか、供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業部門景気指数が55.8と、6月の米60.7から大幅に低下した。
クレジット懸念が、カード会社にも波及し、アメリカン・エクスプレス(AXP.N: 株価 , 企業情報 , レポート )が5.6%下落。マスターカード(MA.N: 株価 , 企業情報 , レポート )も8%安。ナスダックでは、データストレージ(外部記憶装置)大手のネットワーク・アプライアンス(NTAP.O: 株価 , 企業情報 , レポート )が20%下落した。売上高が同社の予想以上に減少した。 (カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)
終値(非公式) 13181.91(‐281.42)
前営業日終値 13463.33(+100.96)
ナスダック総合
終値(非公式) 2511.25(‐64.73)
前営業日終値 2575.98(+22.82)
S&P総合500種指数
終値(非公式) 1433.06(‐39.14)
前営業日終値 1472.20(+ 6.39)