川崎病とは、中小動脈の炎症を起こす、原因不明の病気だそうです。
私、以前川崎に住んでいたことがありますが…地名とは全く関係がなく、この病気を発見した川崎氏の名前からきているそうです。人に感染することはないそうです。
ある特定の遺伝子異常を持つ子に、発症率が上がるそうで、うちの子も何かあるのかなぁ…
何らかの感染症が引き金になって、発症すると言われているそうです。うちの子は、発症と同時にクロストリジウムによる下痢になってしまったから、それも関係あるのかな?それとも、その1週間前にかかった咳風邪のせいなのか…何しろ原因不明なので、先生に聞いても明確な答えは返ってこないだろうな。。。
川崎病の診断は、6つのうち5つ当てはまれば、もしくは、4つしか当てはまらなくても冠動脈に病変が見られれば、診断されるそうです。
①5日以上続く高熱
②発疹
③両側眼球結膜充血
④唇が赤くなったり、苺舌になる
⑤病気の初期(急性期)には手足がむくんだり、手のひらや足底が赤くなる熱が下がってから、手足の指先から皮がめくれる
⑥片側のリンパ節が腫れる
うちの子は、
高熱は4日のみで、その前後で微熱あり
全身真っ赤に発疹。でも、もともと発疹があったからそれが酷くなったかな程度…
目は、熱が高い時は少し赤いかな?程度で目立たず
唇も、熱が上がると少し赤くなるけど、苺舌はナシ
足底は赤かった。むくみはよく見るとむくんでるけど、かなり微妙
リンパ節の腫れナシ
で、どれもこれも症状が微妙で、完全に当てはまるわけでもなく、川崎病かどうか診断がつきにくい…不全型かなぁ…という感じでした。
ただ、CRPや肝機能の異常値など、総合的な状況から見て、川崎病…だろう…ということで、一応、治療を始めることになりました。
この病気は、高熱が出てから一週間以内くらいに治療を始めれば、冠動脈瘤の後遺症を残す可能性が減るので、早く治療した方がいいみたいですが…
うちの子の場合、不全型ということで、確定診断が難しく、危うく治療が遅れるところでした…たまたま別の病気で入院中だったから、すぐに検査などなどをして診断していただけたのが、不幸中の幸いでした。
高熱5日目のお昼から免疫グロブリン(献血ベニロン)という、血液製剤の投与と、アスピリンの内服を始めています。
先生からは、この治療が効く確立は、80%と言われました。
2割の子は1回で効果が出ず、そのうち半分の子は、2回目の治療をやっても効果が出ないとのことで。。。何千人に1人という病気を2つも患ってしまっている今、その2割という数字はものすごく大きくて怖いです…だって、2割って、10人中2人、5人中1人だよね…何千人に1人から比べたら、すごい高確立…でも、今はひたすら、効くと信じて見守るしかありません。
私自身、うちの子が川崎病かもと言われて、なかなか診断が確定せず不安だった時、色んな方のブログを見て、とっても参考になったので、私もうちの子の経過について、後でまとめてみようかなぁと思います。