昨年12月、8泊9日でローマ・フィレンツェ・ミラノへ個人旅行。
HISの格安航空券でKLMオランダ航空利用の私達は、
オランダのアムステルダムで乗り換え。
すでに12時間近く乗っていたので、お疲れ気味。
暫くして気付いた。私達の向かうEゲート。
「
35min」って書いてある?!
思わず顔を見合わせました。
焦りました。
とりあえず、走りました。
笑って「run!」と声援をくれる空港職員。 
走って、走って。半分くらい来たでしょうか・・・。
ここで、なんと入国審査。
長蛇の列が出来ています。
EUパスポートでない人の列は、殆ど日本人だったので
「すみません。」と、譲ってもらい前へ、前へ。
(日本人は良い人だよ、本当に)
審査を超えると、手荷物検査。
あぁ。とっくに、搭乗開始されてる頃・・・。
警備服を着た黒人おばちゃんが、なにやら叫んでる。
雑踏の中、
「Is there any person.....trans...」だけ聞き取れた。
思わず「ハイ!」と手を上げた私。
「Transfer乗り換え」だと思った。優先してもらえると思った。
近づいてきたおばちゃん。力強く私の腕を掴む。
「今からゆっくり話すから、一つ残らず訳せ。」という。
は?
搭乗券を見せて、乗り遅れそうだと説明。
「なら、なおさら訳せ。乗り遅れても、私は構わない。
あんたが訳さないなら、列は動かない。」
ここで、解かった。
「Transfer」ではなく、「Translate通訳」と言ってたのだ ![]()
テロ対策で、100ミリ以下のリキッド、ジェル、ペーストしか
持ち込めず、しかもジップロックに入れてX線チェック時には
鞄から出し、見せねばならない。ジャケットも脱ぎ、チェックを受ける。
ツアコンが付いてる集団はともかく、右に倣えしがちな私達日本人。
前の人を観察してから、行動を起こす。だから、遅い!!
おばちゃんにしてみたら、「聞いてんのかよ!」と思ったみたい。
やけっぱちの私は、訳しましたよ。
大声で。
「はい、皆さん!ジャケット脱いで準備しておいてください!」
皆、不思議そうな顔してこっちを見たものの、列が動きだす。
状況を察したツアコンの人々が、協力して叫びだしてくれた。
足止め5分。
その後、更に走って走って。
本当に、死ぬかと思うくらい走って。
搭乗締め切り3分前、ローマへ向かう飛行機に乗れました。
これは、帰りのTranfer時に撮った看板。
何十分もかかるなら、バスを出してよ!
これも、自己責任なのかなぁ。
日本だったら、グラホのお姉さんが
「乗り遅れますよ」と探しにきてくれるのになぁ。
日本が甘いのか、世界がきびしいのか。これが
。
早くも世界の厳しさを体感した旅の幕開けでした。
おして、おして!
