福寿荘は産業道路の町にある。こたつにペコも入った。こたつに置いたヘイリーの「自動車」の文庫本をペコが気にしている。自動車産業のこともこの小説には描かれている。産業道路から国道まで行くと軍行橋になる。空港も近い。このあたりにダイハツがある。大阪発動機の本社でもある。この国のものつくりの姿がここにある!自動車がなければこの産業道路の町の生活もどうなのかな。そういう気はしている。ペコ。お茶にする?と僕は言った。