100キロマラソン準備編(トレーニング~ウェア)
前回の続きです。
こちらは、ランニング、もしくは100キロマラソンに興味ある方の為に記載しました。
私は2年前(2010年1月)に初マラソンで100キロにチャレンジしました。
その時は何も知らなかったので、仲間からたくさんアドバイスを聞いて準備をしました。
レースが終わった後の代償は、
足の爪が4本ほどはがれたこと、
ボールみたいな水ぶくれがレース中に両足破裂したこと、
帰りの空港では車椅子、
終わった後は松葉杖で約1週間、
しゃがむことができないほど腰もやられました。
そして、信号機が青の間に渡れないという噂も本当でした。
その後、
2010年12月 那覇マラソン
2011年2月 東京マラソン(たまたま当選しました)
本当は、2011年12月の那覇マラソンにも出る予定でした。
今回のレースの調整を計ろうと思っていたのですが、仕事の関係上出場できませんでした。
なので、長距離を走るのは1年以上ぶりとなります。
練習はといえば、こちらもお店があるので走りこみもできていませんでした。
アシックスに行くと貰える「Running Diary」というのがあるのですが、
その記録によると、
12月は20キロ、
1月は60キロ、
2月~レースまでは125キロ、
と、100キロ挑む人にとってはかなりの練習不足となります。
正直かなり不安でした。
ちなみに一番安心するのは、3ヶ月前から月に約150キロ程度走りこむのがオススメです。
そしてレース1週間前から身体を休ませます。
前置き長くなりましたが、そんな私がなんで100キロも走ることができたのか...
たまたま10代から波乗りをやっていたことと、トレーニング好きだったこと、毎日12時間以上の立ち仕事が、自然と体感を作っていたのかもしれません。
ただ、私は膝がかなり弱いほうです。
左膝のおさらと筋肉の間がコリコリいっていて、長距離を走ると激痛が走り、爆弾をもともと抱えています。
さらに太もも裏の筋肉が弱いです。ランニングで蹴りこむのが弱いんですね。
なので、走りこみの練習が間に合わない以上、週に1回、筋トレを中心に行うことにしました。
太もも裏には、このレッグカールを中心に。
無理しない程度の軽い重さで、10回×3セット。
自分の体重より重たい重量を、10回×3セット。
あっ、ここでお伝えしますが、うちのお店はあくまでもバーです。
トレーニングジムではありません。
ウェア(装備)に関して、シューズは一番重要ですね。
アシックスストアに行って、店員さんに「100キロ用」と話しをすると親切にいろいろ教えてくれます。
たいてい、「100キロはやめておいた方がいい」と言われます(笑)
私が購入したのが、まさにコレです。
膝が悪い私は、これに中敷を2枚敷きました。
これで、かなりのクッション性になり、走っていると地面が柔らかくフアフアしてきます。
ただし、調子に乗って中敷を増やすと、重くなって逆効果となり、さらに膝を痛めます。
そして、紐が結びずらくなるので、自分の甲の高さに合わせて調整することをオススメします。
そしてスポーツタイツ。
こちらは、CW-Xを選びました。
動きやすく、膝を真っ直ぐに安定させて、しっかりサポートしてくれます。
渋谷のアートスポーツで購入しました。
さらに私は、これを履く前に、テーピングを巻きます。
これは、100キロメンバーから教えてもらいました。
膝、アキレス、腰、そして甲の方にも巻きます。
このシューズ、タイツ、テーピングの三拍子で、自分の一番弱い膝を守りました。
上半身のウェアは、通気性が良く、ファッション性にしても自分好みのものを選んだ方が良いと思います。
100キロマラソンともなると、明け方~日中~夜と気温も変わりやすく、島になると天候も変わりやすいです。
ましてや寒霞渓の頂上ともなれば、気温の変化はもっと激しくなります。
さらに、長時間のレースは、体感的にも、異常な代謝が良くなり過ぎて、いきなりブルブルと寒くなったりします。
防寒は必須です。
私は、肩までのウェアにアームウォーマー、
その上に、薄手のウェアとジップタイプのウェアにしました。
暑くなればジップタイプを腰に巻き、さらに暑くなればアームウォーマーを手首まで下げます。
そうすれば、どんな温度変化にも対応できると思いました。
寒がりな私は、耳まで隠れるニット帽を被りました。
頭にかけてる赤いのは、LEDライトです。
こちらも暗がりで、周りに人がいないところを走る100キロマラソンには必須アイテムです。
本当にこんなところを走ったりします。(約87キロ地点)
参加人数も少ない中、70キロ地点を過ぎると、どんどんリタイア者が続出し、さらに人が少なくなります。
そんな中、暗がりで、周りに人がいなくて、左の方に足を踏み外したりしたら、おそらく何ヶ月かは行方不明になります。
死んでも責任を負いませんというのがこの大会の鉄則らしいです。
と、またまた長くなってしまいましたが、今度はサプリなどの持ち物編を時間がある時に書きますね。
あっ、もう一度お伝えしますが、うちのお店はあくまでもバーです。
トレーニングジムではありません。