彼の苦しみを目の当たりにして 感じたこと 強く想ったことを書き記したいと思う。



震災後 多くの人が辛い状況に追い込まれた。


私の故郷 福島の人たちにとっても間違いなく「放射能」は見えない恐ろしい化け物である。


原発事故にともなう「負」の出来事すべては 解決できないと専門家がテレビで解説していた。


もう元に戻れない 取り戻せないことこそが原発事故   

under control なんてありえない。


案の定 なにもかもが後手にまわり 結局は お年寄りが自ら命を絶ち 子どもに我慢を強いる それが日本の選んだ道。


私の学んだことは 取り組もうとしない人間に 何を言おうとも「無駄」だということ。 時間の無駄。


だったらどうしたらいいのか… 自分にできることを精一杯やるしかない。  


苦しんでいる子どもが目の前にいるのに 権力と地位を持った大人は 見て見ぬふりをした。

そんな人間に文句を言っても 懇願しても響くはずがない。

やろうとしている人間ができる限りのことをするしかない。 泣いている暇はないんだ。



彼のその後は 不安定になることも多かったが なんとか落ち着きを取り戻したように見えた。 しかし 震災の日や 余震が起こるたびに 表情は硬く 下を向くことも多かった。

 

所詮 私のようなちっぽけなおばちゃんがすることなんて なんの意味もないかもしれない。

でも… あんなに苦しんでいる子たちが 心の底から笑える日がやってきて ぴっかぴかの笑顔で「せんせー!!」って手を振ってくれる日を想像したら…  やるしかない 絶対にできることをし続けようと 心に誓った。



現在も被災児童担当として仕事をしているが 教育の場でさえ「流用」が行われている。


悔しいが 無力故 どうすることもできない。 アンテナを張り巡り できることを精一杯していこうと思う。




これからは 娘が経験した避難生活での出来事や被災したお母さんたちの苦しみについてまとめていこうと思う。