映画「オーシャンズ」を見に行って来ました。
普段は見れないような海の映像満載で、すごく楽しかったです。

。。。が、ある場面で、かなーりヘコんでしまいました。
それは、人間が海を汚染したり魚を乱獲しているという話しの時。
小さいサメが網にかかって、船の上に曳き上げられます。
人間はそのサメの背びれ、尾びれ、胸びれなどを取って、
そのサメを海の中に捨てます。
カメラは水中でそのサメを追うのですが、
あらゆるひれを失ったサメは当然のことながら
上手く泳ぐ事ができず、海底へ沈んで行きます。
もう、その場面で号泣してしまいました。
あまりにも惨すぎる行為。
人間で言えば手足を切られて山中に置いて行かれるようなもんです。
人間の残忍性が垣間見れる場面でした。

青い星、地球。
それって、ほとんどが海だっていうことです。
今でも陸よりも海にいる生物の方が、圧倒的に種類が多いそうです。
海から生まれた生命が気の遠くなるような時を経て
海から陸にあがり、様々な生物に進化し、
そして、私たち人間が生まれました。
そういう意味では、多くの生物が地球上での私たちの先輩です。
それなのに、文明を作り、科学を進化させ、便利さを追い求めるあまりに
他の生物への尊敬の念を忘れてしまっています。
それどころか、この地球上で一番賢いのは人間だと思っています。
海の中の生き物も、陸上の動物も、植物も、
人間と同じ地球という星で共に生きる仲間なのに。。。
「謙虚さ」を完全に忘れてしまっています。
まぁ、こんな便利な世の中で、都会で暮らしていたら
そんな事を考えもしないのは、ある意味当然なのかもしれませんが。。。

最後の方でセイウチの親子が一緒に泳いでいる場面がありました。
親が優しく子供をだっこして、一緒に泳いでいるんです。
もう、微笑ましさを通り越して、感動してまたも号泣。。。
親が子供に注ぐ愛情というのは、どんな生物であっても変わらないんです。
私たちは動物には感情が無いと思っています。
でも、そんな事はありません。
喜怒哀楽、彼らにだって当然あるし、
愛するという事も知っているんです。
そんな、地球上に生きる自分たちの仲間のことを
もうちょっと、ちゃんと考えなきゃいけないんじゃないかって思います。

動物同士の食物連鎖は、素晴らしいバランスで成り立っています。
彼らは食べる分だけを食べる、余分に獲物をとって
いらなくなったら捨てる、なんて勿体ない事をしないからです。
もし残ったとしても、他の動物が文字通り骨になるまで食べてくれる。
自然界には「無駄」がありません。
それに引き換え、人間の生活は「無駄」ばかり。
廃棄される食べ物、服、カバンなどの商品、建築現場で出るゴミ。。。
そろそろ、社会のしくみ自体を本気で考え直す時代に
差し掛かっているんじゃないかと思いました。