「100円のコーラを1000円で売る方法」
永井孝尚著
本屋で見かけて、タイトルに惹かれて読んでみました。
ビジネス書です。
とにかくお客さんのニーズには何でも答えて、価格も安くすれば売れる
というものではないし、ましてやそれで成功はしない、
ということ
では、どうすれば物が売れ、利益が出るのか、ということが
小説っぽく書かれています。
この本では、会計ソフトを開発して売る駒沢商会という会社で
商品企画部に異動してきた宮前久美子という女性を主人公に
マーケティングのコツを解説しています。
小説風で読みやすく、マーケティングに詳しくない人にも
わかりやすいように書かれていてとっつきやすい本だと思います。
キシリトールガムがヒットした理由
キシリトールを普及させるためには歯医者さんの賛同を得ることが
プロモーションのカギだったが、歯医者さんは虫歯にならないと
儲からない、
そこで、発想を転換して
「予防歯科こそ歯医者の仕事」「虫歯にならないために歯医者に行く」
というビジネスモデルを作って、キシリトールを勧めてもらうことで
成功したとか、
ディスカウントストアでは1缶50~60円で箱売りしているコーラでも
リッツカールトンのルームサービスでは1035円する、
しかし、最適な温度に冷やされ、ライムと氷がつき、シルバーの盆に
載ったコーラが部屋まで運ばれてくると、1035円でも満足する、
タイトルにもなっている
100円のコーラを1000円で売る方法
といった実例も交えた解説は、非常にわかりやすいと思います。
マーケティングに詳しい人にとっては、今さらということでしょうが、
コトラーやドラッカーの本も参考文献となっていて、
関連書籍も最後に紹介されているので、さらに勉強したい人には
役立ちそうです。
