たなかさんから
もうひとつの質問
がありましたね



>もう一つは、辛いかも知れませんが、
>もし心に少し余裕があるようでしたら、
>お坊さんの彼の事を話してもらえませんか?
>
つらくないです
ただわすれていただけ
うっすらと感情の記憶があるだけ・・

修行にいくまえ、
つまり大学3年のおわりから
つきあいはじめました。

とてもなかよくて毎日朝から晩まで
彼の家にあそびにいってました。
夜寝るとき以外はいつも一緒。

夕飯は彼の家族や友達と食べに行き、
彼の弟が仙台に一人暮しをすることになると
二人で遊びに行ったり
彼の母親と私と三人で映画見たり
食事しにいったりみんなでなかよかった。
修行にでてからも母の日に
彼のかわりに彼の家に行って、彼の母に花束を
おくってお祝いしたりしたの。

彼が修行にいってからある日
彼の母親から手紙が来た。

「結婚を考えてるのなら
うちにきて、今のうちお寺のお仕事とか
いろいろおぼえていた方がいいと思うから、今度の行事にきませんか?」

わたしは「結婚することはかんがえていません」という返事をだした。

ほんとはね、結婚とかできたらいいなって思ってた。
でも、なんとなくその時の私には
彼より先に彼のいない場で相手の家族に
自分の本心をうちあけるのが
どうしてもできないことだったの。

ただ一番最初にかれとそういうことをはなしたかった。

今考えると言葉の足りない、失礼な手紙だったなぁっておもう。

続きは今度かくね