トンネルを抜けると雪国だった。 | spica*page

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素朴に。だけどきらきらと。



あなたにも。わたしにも。

ささやかながら実りありますように。



どうぞよろしくです☆

体が痒くて

お薬飲んだ。


早起き。


一昨日。

いっちょ髪の毛巻いてやろかしら!

と思ったのが間違いだった。


いやいや。危険な橋を渡ったのが

大間違いだった。


このすぐに戻る直毛を

どうにかこうにかコテを駆使し

あの手この手も使ってみたが、

どうにも戻ってしまうので


ワックスとスプレーにタッグを組ましてみたんだけど。


そしたら出ました。

湿疹。アレルギー。


元々アレルギー体質みたいなので

最初はあんまり気にしてなかったんだけど

夜中に向かってどんどん症状が悪化し


体全体が湿疹に包まれ

湿疹と湿疹の間隔が狭くなり体中腫れあがり

しまいにゃ。

目が腫れて開かなくなってきてなんか寒いし

息苦しいし泣きそうな状態に。


けれど。

-こんなことで弱音吐いてちゃいかん!負けちゃいかん!ー

と自分を震い正せて

ー息苦しいなんてきっと過呼吸おこしてんだわ!落ち着け!弱るな!ー

と思い、とにかく近くにあった本を手に取り読んでみたんだけど


手に取った本はあの有名な川端康成


「トンネルを抜けると雪国だった」


「とんねるを抜けるとゆきぐに。。だった?」


「とん。。ねるをぬけるとゆきぐに。。」


「とんとんとんとんねる。。」


あの有名な一文が頭にこだます。


しかし。

残念ながら息苦しい頭の中ではその一文が全く響かず

私の頭の中はトンネルを抜けるとトンネルだった。

メーデメーデ


次の日。


少し病状も治まったし

面倒だから病院に行かんくていいかー

って思ってたいたのだけれど


付添い人にになってくれると名乗りでてくれたお方が出て来て

病院にいった。


だらば先生がびっくりして


「それアナフィシーなんたらだよ!!」

っておっしゃった。


いや。本当はちゃんと病名おっしゃったんだけれど

声が裏返っててよくわかんなかった。


なんでもね。

今回病状が軽かったからいいものの

重い場合窒息死しちゃうらしく


でもその先生と看護婦さんの驚いた表情が可愛くて


でも。朝になったら楽になりましたよー


と笑いながら言ったら


今回は体が分解してくれたからね!いや!それ結構すごいことだよ!

今度は救急車読んで下さい。


とおっしゃった。


そうなのかー

そんな大変なことだったのかー

そういや辛かったもんなー


と思いつつ

ちょっと滑稽な自分に笑えた。


髪巻いて死亡。

右手に全然読んでない川端康成。

最後の言葉「トンネルを抜けると雪国だった」


いやー死なないでよかった。大ごとにならなくてよかった。

意味わからんもん。意味がないもん。

死にかかったってことに気付かない自分がまぬけやし。

震えながらER見た自分も滑稽。


でも死ぬって予想以上に近くに潜んでいるもあるのかも。


そう思うと、少し不思議な体験したんようにて思えて、帰りに付添い人に

「でもさ。死にかかって生き返ったって。。ちょっとかっこよくない?」

と言ってみたら

「全然かっこよくない」

って言われた。


いやはや。そんなことを言えるのも無事だったからだね。

本当大ごとにならなくてよかったよ。

まだやりたいことあるし。


これからは気をつけよう。


あと。まだちゃんと読んでないけれど

川端康成の雪国は名作だと思う。


読もう。