横須賀市久里浜のピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」
教室blogへ ようこそ
通常レッスンの合間に、実家への長距離移動をこなしながらの今年は
時間が猛スピードで駆け抜けていって、
早くも教室恒例のクリスマス会が迫ってきています。
でも、空いた時間にはしっかりと出かけて空を見上げて
その季節の風景を楽しんでいるので案外心に余裕がある様に感じる私。
さて、12月ということで教室のディスプレイもクリスマス仕様に。

(雪の結晶は、コピー用紙で簡単に作ってみました)
アトリエでは、クリスマス会では
自分の好きな曲や家族で選んだ曲を「ファミリー演奏」として
披露します。
演奏の競い合いに終わることなく、ほのぼのとした演奏の様子や
びっくりするコスチュームで登場したりと、
それぞれの家族のカラーが出て、それがまた演奏を聴くみなさんの
気持ちを温めてくれます。
今年は、新しく入会されたご家族もいらっしゃるので、
また新たな色が加わると想像し、今からワクワクします。
小さな手で、真剣な目で取り組む姿は
思わずムギュっと抱きしめたくなる気持ちにかられますが
その様子をお家の方にご報告すると
「集中して聴いているのでびっくりします。」
「何に注意しなければいけないのかよく聞いて帰ってくるようになりました」
「毎週少しずつ成長している様子に、子どもはすごいなと思わされます」
とお声が返ってきます。
でも、ここには、子どもだけでなく
辛抱強く見守ったり、付き合ってきた保護者の方々の
「諦めない姿勢」があります。
辛抱強く見守るというのは、何も黙っていることだけではなく
時には、こういう状況はどうかなと考えさせて教えることも必要と思います。
よく「やかましく言うと、音楽が嫌いになってはいけないので」という声を
耳にすることがありますが、
言ったことで「音楽」や「ピアノ」が嫌いになってしまうことはないです。
親からの数多い口出しに子どもがそこから逃げたいと感じたり、
何度も言うことに親が疲れてしまうことへの理由付けの一つではと私は思います。
声掛けの仕方一つで親子の感情や状況もかなり変えていくことができますよね。
頭ごなしに注意するのではなく、そこには「何が原因」「どこを変える」
「ここはグッと我慢して言わない」など
「諦めない姿勢」
を継続していく力は、ピアノだけでなく様々な場面で生かされていくと思います。
子どもを囲むそんな姿勢のご家族が少しでも増えていってくれたらと
常に私は願っています。
そして、アトリエに通い続け(長年続けて卒業したご家族も)てくださるご家族が
HAPPYなクリスマス
を迎えられますように。