横須賀市久里浜のピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」
教室blogへ ようこそ
日中の気温も少し前に比べるとグンと下がり過ごしやすくなりました。
とはいえ、ごぞごぞ動いていると汗ばむので、衣替えはまだの私。
皆様は、もう入れ替えをされましたでしょうか?
9月末から10月1日までの1週間。
アトリエではそれぞれの生徒さんに出した課題曲を約1か月半取り組み
その演奏を撮影しました。
目標(約束)は、
・譜読みを始めてから約1ヶ月半の間に、曲の最後まで両手で弾ききる様にすること
・期限最終日には、弾き直し無しの一発撮影をします
というものでした。
ピアノを始めたばかりの生徒さんを除く
小学生以上、年齢もバラバラ、ピアノ経験年数もバラバラ。
お互いの演奏を比べ合うのではなく、
曲をもらった時点の自分から練習途中の自分、そして撮影直前、
さらに撮影後の自分を見つめ、そこから次に向けて
どういう言葉が発せられるかを保護者のみなさんにも
注目していただきながらの1ヶ月半でした。
最初は、意気揚々として読譜開始。
ただ、開始時点が夏休み中ということもあって、
生活ペースがどうしても定まらず取り組み途中で
意気消沈・・・の生徒さんがチラホラ。
撮影日までの残り日数を示した
日程表も各自に配って、練習進捗状況も
目に見える形にしていました。
その後、
・日数を気にしながらのコツコツ練習
・気にはしているけれど面倒と感じながらの練習
・「自分には無理」と諦めモード
大きく3パターンに分かれての状況が見受けられました。
その間、
保護者の方が書いてくださったレッスンノートへのメッセージには、
「悔しくて泣きながら練習していましたが弾けるようになると嬉しいみたいです」
「ちょっと気が抜けているので声をかけます」
lineでのご相談メッセージには
「自分で無理、弾けないと自己暗示をかけて、
気分がのらない、練習しない、
弾けていないから(後ろめたい気持ちから)
レッスンに行きたくない・・の繰り返し。」
「毎日習い事がはいっているので疲れて練習できない日があります」
とのお悩みも相談もありました。
上手くいかない、躓く、
それこそ そこが自分と向き合う
「チャンスだ」と捉えていくように
私は、生徒さん達に常々、お話ししています。
流行の自己肯定感を上げることよりも、
逃げ出したくなる自分、気分次第になる自分、、、、。
良い悪いではなく、そんな自分の現状を知ることですね。
結果。
誰一人として、拒んだり、逃げ出したり(笑)、欠席することなく
ピアノの前にすわって撮影に臨みました。

(撮影に臨んだ生徒さん達の一部)
撮影が終わったあとの生徒さん達の反応は
まず、どの子も、ホッとした様子。
そして、反省を口にする子もいたり、
何より素晴らしかったのは
逃げ出したかった生徒さんが、私との会話の中で
取り組み始めと、その途中で何が起きていたか
「無理」と自分にブレーキをかけた原因を
冷静に探し出せた事
さらに、お家に帰ってから
「次の曲は私、弾けそう」と
前向きな言葉を発したと、報告を受けました。
アトリエは、様々なタイプの生徒さんがいらっしゃいます。
コンクール志向やピアノ技術向上を最優先と希望されるご家庭には
不向きな教室といえるかもしれません。
逆に
少し不器用だったり、
他教室でのレッスンスピードに付いていけなくなったり、
何をするにもなかなか実行に繋がらなかったり、
直ぐに自分から目を逸らして他の物へ目を向けたり、
と、
ピアノ以外にも出てきがちな悩みに
表面的な楽しさだけでなく、喜びに変えていく力を
ピアノを通してつけていけるように育てていく、
そんな教室です
ただいま、アトリエでは秋の体験レッスン無料受付中です
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