久しぶりになってしまいました。
実は今週末お家の引き渡しなのです。
引っ越しの準備をしたり、エアコンやカーテンの手配をしたり、銀行へ最終の振込の手続きをしたり役所へ行ったり、、、、と急にやる事が山積み!
ブログも書きたい事があるので合間に書こうーなんて思っていたら突然事件が。
それは家の引き渡し前の最終チェックの時の事。前の晩に旦那さんに「この本を読みなさい」とずっと前に購入した家を買う人向けに税金のことやらローンの事、家を建てる、買う時のポイントなどがまとめられた本を渡されました。そこには家を建てた時最終チェックではこういうところを見るようになどポイントが解りやすく解説されておりました。
家を建てるぞーとなった当初、私もざっとは読んではみたものの、あの頃は脳みそがスポンジボブだったので何が書いてあるのかさっぱりプーだったのですが、今だとようやく書いてあることが理解できます。人間何事も経験です。
最終チェックのポイントも解りやすく、あの頃は何にも解ってなかったわーなんて他のページをパラパラとめくっていたら目についた言葉「贈与税」。我が家は親に出資してもらったりした訳じゃないし、頭金も二人で出したから問題ないわねーなんて過ぎ去ろうとしたときに「夫婦間での贈与」という言葉が目に入りました。
それで調べてみたらざくざく出てくるは同じ事例が!
つまりは
妻「お家買いましょ!頭金あたいの貯金使って!」
夫「センキュー愚妻!二人の貯金使って頭金にして家建てんぞ。口座に振り込んでおいて!」
妻「了解! お家の名義は離婚しないだろうし、めんどいから夫にしましょ」
夫「OK! 問題なし!」
で、贈与税がかかるという、、、。
で、贈与税の税率というのが結構引くほど高くて
国税庁のサイトに表がついてましたのでコピペ
夜中に口から砂吐くかと思いました。
朝になってぐったりと旦那さんにこの事知ってた、、?と聞いたら、さらっと「知ってたよ?」と言われ、以前営業の方に登記の際に名前を夫婦間で別にするメリットって何かありますか?と質問したら離婚する時に揉めないとかその位で他ないですよって言われたのでそのまま贈与税の事はスルーしてたとの事。確かに私も前にブログでそんな事書いたよ!
とりあえず建築会社さんと登記をやってくださった司法書士の方に確認です。
結果やっぱり今のままのケースだとがっつり贈与税がかかるとの事!え、じゃああの時建築会社さんの営業の人、なんで言ってくれなかったの?!!と思ってももう誰も確認する事はできない。なぜなら当時担当だった営業の人、年末年始にロシアに旅行に行くんですよーというウキウキのコメント残して年明けたら急に退社しちゃったんだもんー!
いや、なんていうか担当営業の方が急に辞めた事は当時全員寝耳に水で、私たちも建築会社さんも全員てんてこ舞いな時期があったわけですが、それもまあ皆で乗り越えてあの元の営業の人、ロシアの水が相当合ってて帰ってこないのかなーなんて全員遠い目をした事もあった位ですよ。そんなのど元過ぎた頃に出てきたこの問題。
銀行からの最終融資と建物の登記がまだだったので、そこで建物の持ち分に妻を入れることによってこれらを回避する事になりました。土地の登記はもう旦那さん一人の名義でしてしまっているので、ここは変更できないとの事。別にいい!贈与税回避したいだけだから!
それからが怒濤! 旦那さんが銀行にお金を借りるときに行ったような審査を私もされる事に。急に源泉徴収票を準備したり、私の印鑑証明を作ったりとめまぐるしく動きました。
それもこれも引き渡しの日程が決まっていたので、それ目がけて銀行や登記、火災保険の日程。我が家レベルでは引っ越しや今の家の引き払い、カーテンの発注等々びっちり決まっていたものを、この登記をわける事によって引き渡しが遅れるとなにもかもが予定変更になってしまうのです。
死ねる。
全員が死ねる。
後ろ暗いこと何もないのに「審査落ちたら贈与税」、ていうか審査が遅れたりしたらあの手配したものたちをどうしたらいいんだ、、、?とグルグルしておりましたが、銀行からの審査もOKが出て無事登記も予定通りの日程で進むことになりました。
お家の一部だけ私の名義になりました。いざ夫婦間で何かあったら本棚のある6帖の部屋に表札つけて引きこもろうかと思います。
はっきり言って燃え尽きました。この後、仕事で普段より多めの量が入ってきたのですが、気が抜けたのか風邪をひいて40度の熱を出しました。熱も下がらず咳のしすぎで声が出ないけど締め切りは待ってくれなくて、会社には行けず自宅でうんうんうなされながら作業しました。久しぶりに仕事に殺されるかと思いました。何度も幻覚を見ました。椅子に座ったまま気を失ったりもしました。お客さんに対しても冗談みたいなハスキーすぎる声で何度かブチギレました。そんなこんなで明日1週間ぶりにやっと職場に行けそうです。
やばい、引っ越しの用意もしなきゃなー。
