「メンテナンスまでの期間が長い家」を目指す我々にとって、防蟻対策というのはとっても気になるところです。
んで、上の写真が薬が散布された跡です。下半分がオレンジっぽくなっているのが防蟻処理された部分です。いくら外壁を丈夫なものにしても、柱がやられたら終わりですしね。
きちんとどんなものを使っているのか建築会社さんに確認いたしました。
我が家で使用されているのはハチクサンというものが使用されました。一番最初の仕様書ではエコボロンを使うという事だったのですが、少し水に弱いらしく現場の方たちで話し合って変更してくれたようです。ちょうどこの頃、春の嵐で雨が降りまくってまだ防水処理がされる前で中が水びたしになったのもあるのかもです。
ハチクサンはメーカーのサイトによると防蟻・防腐・防カビのうえにドミノ効果というのがあるらしく、食べた蟻が巣に帰ってから死んでそのまま巣の中じゅう撃退的なゴキさん対策のCMで見た事あるような事が起こるっぽいです。うっかり検索すると大量の虫たちの怖い画像が出てくるので詳しく見れませんでしたが、大体そんな感じ。
そんな恐ろしい効果があるけど蒸気圧が低く、散布した土壌や木部からほとんど蒸散しないので薬剤って事なので、安全性は高いみたいです。
あと、ついでなのですが土台に使っていた材木はエコエアーを入れたため薬を散布すると家中薬剤が回ってしまうので防蟻防腐に強い米ヒバという材木に変更された模様。
ヒバは桧と同等の天然成分を持っているので代用品として昔は鉄道の枕木なんかにも使われていたそうです。薬剤を使わなくても腐りにくいし虫にも強いっていうのはそこからもかなり期待できる素材です。米ヒバの詳しいお話はこちらのサイトさんが色々書いてらっしゃったのでリンク貼ってみました。参考までに。
この防蟻対策についてはこちらから強いリクエストをした訳ではないのですが、建築会社さんが「メンテナンスまでの期間が長い家」という我々の目標を汲んでくれて、色々手配してくれた模様。非常にありがたいです。
