さてはて、そろそろ間取りの事でも書きましょう。
我が家の購入した土地ですが、北側が道路に面していて、門扉が北側にあるという形状でした。元々ある門柱や駐車場を生かすため、玄関を建物の西側に設置するという案で、第一回目の図面を設計士の方に引いてもらう事になりました。
そしてできてきたのが上の図、、、、。
いやいやいや、全然意味が解らない。
最初に引いてもらった図面に唖然としてしまいました。門から入ってきて、一番最初にあるのが風呂場と勝手口という、、、そして玄関が一番奥。なんで風呂場が道路に面しているのよ?!!となりました。
実際はこれをたたき台として、どんどん変更を加えていくのですが、最初に期待に胸を膨らませて図面を見たときの衝撃ったらないです。魂抜けるかと思いました。決して寝てるわけではありません。
これが規格型住宅の怖いところといったところなのでしょうか。そのままノーマルのゼロキューブで建てようとすると、図面をこのまま回転させて配置するしかないらしいのです。
例えばこれを時計回りに90度回転させた配置だと玄関は北西の角に設置されるのですが、土地の広さの都合で玄関前が狭く窮屈(私の書いたものだとかちょっと余裕があるように見えますが、実際もっと狭いです)になってしまうのです。そして、私のお気に入りのキャベツ畑は東側に広がっているので、リビングの窓を東側に向けたいという希望から、そこはできるだけ譲りたくない、、、。
とりあえず図面変更料金が30万ほど発生するのですが、その金額だけで自由に図面の変更をしてくれるとの事でお願いしました。
あ、もちろん変更してくれるのは図面だけで、例えば追加で窓を増やしたい等部材が必要な場合はその材料費がかかりますが、基本図面上ではいじりたい放題です。例えば二階にある6畳と8畳の二部屋を3畳と11畳に変更してーなんていう我が侭も聞いてもらえたりします。
まあ、ゼロキューブはかなり完成度の高いと思われる規格型住宅なので、基本的にそこまで変更する必要性ってないとは思いますし、建築会社さんによって事情が変わってくるので何とも言えないのですが、拘りたいなんて人は参考までに、、、。
というのも一番最初にゼロキューブを扱っている建築会社さんを探していた時、とある会社さんでお話を伺ったところ図面変更は一切やりません!というところもありました。あくまでもベツダイさんの規格がベースにあって、どの程度の変更をよしとするかというのは各建築会社さんの判断基準によるところが非常に大きいと感じました。
まあ、お願いした建築会社さんは土地の形優先や依頼主の要望優先で一瞬「え、これゼロキューブなの??」と聞きたくなるような柔軟な対応を繰り出してくる事はもう最初の段階で知っているので、ありがたいはありがたいですがね、、、。
さらに間取りだけではなく部材の追加や変更をしまくって「これはゼロキューブではなく、むしろ注文住宅として似たものを建てたほうが安上がりになるかもしれない」ってなる事も以前あったらしく、その時は一言教えてくれると言われたのでとりあえず安心して変更を加えようと思います。
そんな感じで最初の図面変更は西側半分を南北でまったく反転して欲しいとお願いしました。
そうする事で風呂と洗面を一番南に移動し、その隣に勝手口、キッチン、トイレと来て、西面の一番北側に玄関がくるようにと。風呂場が南にあるってちょっと変かもなのですが、南側にはお隣の家があるのでそこは割り切ってカット。北側斜線を優先したがために南側に隣家があるという状態なのですが、家の中に強い日差しが入ってこないから痛みにくいとプラスに考えます。
とりあえずここは序の口。我が家は運良く(?)家を実際に建てるまで非常に時間があるので、ここから色々色々こねくり回す作業が始まるのです。
