連休は衣替えと、
過去の録画番組の整理の続き。
NHKの「欲望の経済史」という番組があって、
なぜか途中10分ずつ録画が残っていて…
なぜ??
でも、10分でも見てみたら興味深い。
その中で、印象的な言葉があったのでメモします。
ーーーNHK「欲望の経済史」よりーーー
アダム・スミスが最初に資本主義の本質を捉えました。
彼は言ったのです。
お金を稼ぐ目的は教養を学ぶためだ、と。
これだけは言っておきたいです。
人文学、つまり哲学、宗教、歴史、文学を学ばない限り、
安定した持続可能なシステムにたどり着くことはできません。
問題を解決するのに必要な見識なのです。
ウーバーのように効率的な配車システムを作るといった
小さな問題ではありません。
社会のビジョンの話です。
それは、教養ある想像力豊かな人間から生まれます。
資本主義の未来にかけるのなら、人々に夢を与える
芸術や人文学に投資すべきです。
自らの歴史や文化を深く理解している国は、
財政もうまく統制できています。
そして、資本主義にトリプルダウンは存在しません。
ジェイコブ・ソール(南カリフォルニア大学 教授)
(NHK 『欲望の経済史 ルールが変わる時」最終回「欲望が欲望を生む〜金融工学の果てに〜」』より)
ーーーーーーーー以上
即時性・即効性を求めるだけじゃだめなのよ。
例えば歯の矯正は、ゆっくり時間をかけないと
歯を痛めちゃう。
そういう、時間をかけるものがあるということを
もう少し、受け入れる寛容さや余裕をもったほうが
よいのよね、、、、と思ったのでした。