Cさんが同席しないことも大きく、カムバックした彼女と私の3人では自信が無いと言う。
仰天
まさかの、キャンセルの申し出。
最初から Aさんは、カムバックした彼女から何故会いたいと言われているのか、どうも理解出来ないでいたこと、
約束の日を、多忙故、約２か月も先に設定依頼があったこと、
彼女らがまだ接点のあった当時も、同じ部署で仕事はしていたけど、色んな人から好かれるタイプのAさんにとって、カムバックの彼女は好いてくれている人たちのうちの一人…ぐらいの位置付けだったんだろうが。
セッティングを頼まれた私としても薄々感じてはいたが、最初から難題であったことには違いない。
大人だから、乗り越えられるだろうと思いきや、そういう人だからこそAさんはスローライフを選んで、退職したのだろう…。
まぁ、ある意味、第三者の私としては、
・カムバックの彼女
・OGのAさん
両者の考えていることが各々理解出来る。
簡単に言うと前者が“陽”で後者が“陰”
前者は“正義感”“正論”に溢れているけど、後者はどんな時も“感情を圧し殺すような我慢の人”
人は無い物ねだりな生き物。
カムバックの彼女は早期退職の大人しい彼女に憧れているんだと思うわけ。
正義や正論は我が社に必要がない。
忍耐と努力の寡黙な職人みたいな人があてにされる象徴的な組織。
大人しい彼女は従順であるが故、ストレスを抱え早期退職を選んだ。
その彼女はスローライフで、もはや我慢の必要なんて無いわけ。
察するに、正義や正論のカムバックの彼女もまた、我が社に必要のない考え方の持ち主という違いから、ストレスを抱えているからこそ、OGのAさんに会いたかったということなんだろうとは思う。
要するに“片思い”ってとこかしら。
私にとっては、結果、骨折り損のくたびれ儲け。
◇カムバックの彼女からの依頼。
◇Aさんの為にBさんを誘う。
◇Aさんの為に代わりのCさんを誘う。
◇日程決め（Aさんの予定に合わせ2ヶ月先）
◇お店の予約(AさんCさんからリクエスト聞く)
◇Bさん不参加の為、Aさんに最大限の配慮。
◇カムバックの彼女を傷つけないようにBさんの欠席の報告とAさんの本当のキャンセル理由を知られないように、急遽、バイトの延長で長野から戻って来られなくなったというもっともらしい嘘の理由付けを心は痛むが連絡せねばという重要任務。
◇キャンセルの経緯をBさんに報告。カムバックの彼女とLINEでは繋がっている為、もしもの時に備えて、口裏合わせの連絡。
というわけで、全て滞りなく、完了。
あぁ、マジ疲れた。
もう、こんな役割は御免被るが、
カムバックの彼女は次のランチ会に俄然前向きだった。
勝手にやってくれ！とは思うが、Aさんとの連絡手段を持ち合わせていないから、こんなことになるんだな。
あぁ、マジ疲れた。
