news zeroより。
Official髭男dism『日常』
サトっちゃんが会社員時代の経験をもとに手掛けたもの。
歌詞に込めた思いとは…
有働由美子
「サラリーマン時代の気持ちっていうのをちゃんと覚えてらっしゃるのかなっていうのが『日常』にいっぱいフレーズ出て来るんですけど」
藤原聡
「社会人時代のほうが日常は繰り返すっていう雰囲気はやっぱ強くて」
「いつもご苦労さん。って言ってくれる人もいるし、でもその傍らで自分がなんだろうな、頑張らなきゃいけないものとか、日曜日とかまた明日が来るのかという感じになったりするんだけど」
「だからこそこの曲が出てて来てくれたっていうのはある思います」
『日常』の歌詞には社会人として生きる日々の心情が丁寧に綴られています。
様々な葛藤や心苦しさを抱えながらも、前に進もうとする言葉の数々。
藤原聡
「東京出て来まして、これからバンドとして頑張って行こうという時も、なかなかすぐ結果が出るものでもなく、思うようにチケットが売れない。思うように聴いてもらえない」
「サラリーマンもバンドマンも一緒じゃんと思って」
「追われてるものとか、立ち向かわなきゃいけないものって、根本一緒だっていうのが…」
有働由美子
「あぁそうかぁ…一緒」
藤原聡
「ありますね」
歌詞で藤原さんがこだわった表現があります。
それは、この言葉に込めた意味とは、
有働由美子
「“ノルマ以下か以上か、日常は今日も計られる”って、かなり社会人でもくたびれるぐらい働いて、これがノルマかどうかって意識せずにただやるんですけど」
藤原聡
「決めなきゃいけない、こうしなきゃいけないというものは全部ノルマだと思うんですよね」
「(ノルマは)必ず付いてくるものではあるっていうか」
「サラリーマンだけではなくて、常に何かをやらなきゃいけないっていう世界で生きていく人たちっていうのは、僕はすごく尊敬するし、自分たちもそれをしっかりと逃げずに立ち向かって、活動を続けてるってことに対しては誇りを持ってるんですけどね」
藤原聡
「この楽曲が、楢ちゃんかな…前に言ってくれてたの」
「人と人とをつなげる役割っていうか、そういうものにこの『日常 』っていう曲がなってくれればいいなと思って」
[藤原 聡]
島根大学卒業後、地元銀行に就職し、2年間営業マンを経験。