「システム」というのを考えるのは面白いですね。
最も大きなシステムは「ソーラーシステム」です。
システムという考え方は、経営者にとってなくてはならない考え方といいます。
労働者とは「どれだけ汗を出して働いたか」が計る価値の基準。
経営者とは「どれだけ知恵を出して考えたか」が計る価値の基準。
このような言葉は聞いたことがありました。
しかし、その重要性にちょっと気がついたのは、経験してからでした。(´Д`;)
経営者は常に、
「システムを使えないか?」ということを考え、
そのシステムを生み出すことに時間を使うことが大事なのだと言います。
得たい結果は何か?
それを得るために必要なことは何か?
それを誰か、何かがやってくれるとしたら、どういう風にそれを作っていけばいいのか?
そのように考えます。
世界のホンダを創った本田宗一郎氏は
お母さんが毎日自転車を大変そうに漕いでいるのを見て、
何とか楽にさせてあげたいと思ったそうです。
その結果を得るために必要なことはなんだろうか?
もう少し楽に移動する乗り物をつくることはできないだろうか?
そのような想いから、
自転車にエンジンをつける
というアイデアを思いつきましたヾ(@°▽°@)ノ
この世に初めて補助エンジン付き自転車、通称「バタバタ」が生まれた瞬間です。
バタバタと音を出すところから、バタバタと名づけ、
本田技研工業株式会社の大ヒット商品となったそうです。
歩くのは移動するためのシステム。
走るのもシステムです。
自転車はこれをより進歩させたシステム。
そして、これよりも進歩した発想が生み出したシステムが
バタバタです。
毎日お母さんは、【楽に】移動ができるようになりました。
自分で足を使って漕がなくても、自動で移動できるようになりました。
自分でやらずに、自動でやる。
これを考えることが大事なのだと思います。
人間が、走って、一通一通、運んでいた手紙。
より多くの人に、自動で運ばれるようにできないだろうか?
と思った人間が【メール】というシステムをつくりました。
自動化できれば、
それを多くの人に広めることもできます。
みんなが必要としているものを、
みんなが喜ぶものを、
【自動で】増やしていくためには、どういう風にしたらよいだろうか?
そのように考えることが大事なのだと思います。
そうすると、
「自動で考えることを自動でやってくれるシステム」を作るにはどうしたらいいだろう?
と自然と考え出し、その思考は無限なのです。
でもそれを追求していけば、究極的に私たちがやることは
「Nothing」つまり、何もないのだと分かります。
しかしそこに行き着いたら、そこから考えることがある。
それは、
■全部をシステム化したら、何でも全部自動化できたら、
何を選択したいですか??
ということなのでしょう。
う~ん、なるほど。(。-人-。)