タイトルは「知の未来を語る」
20分ほど開始時間がおくれ、
その分期待も高まり、いよいよ開始。
その内容はと言えば、
それはそれは
大変素晴らしく洗練された言葉の数々、
田坂さんの 深く練られた思想の数々、
届かないほど大きな何かを頂きました。
会場には、サッカー日本代表元監督 岡田武史さんもいらっしゃっていて、
「やはり一流の方々が思想を深めていくと、
専門は全く違っても、深くでは繋がっているのだな!!」ヽ(*'0'*)ツ
と思ったのであります。
さて、
「ものごとは螺旋状に成長をする」
という話。
今回の新刊「未来の見える階段」
http://www.amazon.co.jp/未来の見える階段-詩的寓話-人類の未来-その彼方に-田坂広志/dp/4763131133/ref=pd_sim_b_16
でもそのことを中心に書かれていますが、
螺旋階段を上っていく人を
◎「横」から見ると、
その人は上っていくように見える
◎「上」から見ると、
その人は「元いた場所から離れ⇒同じ場所に戻っていく」を繰り返しているように見える。
まさにそれを繰り返して来たのが、歴史であり、未来である。(ノ゚ο゚)ノ
そして、
それを見据える事なく、
未来を見据える事なく、
過去の機械論、貨幣経済、目に見えるものばかりに執着することを
やめて、
新たな知のパラダイム転換が求められている。
そのような話から講演会は始まりました。
「私の中で印象的に残っている言葉があります。」
「『未来の記憶』 一見矛盾しているこの言葉です。」
講演の始めにおっしゃっていたこの言葉。
講演を聞き終わった今、
この言葉はそういう意味だったのか~と
思い返しています。
人生を深く、そして広く。
その大きなインパクトを頂いた講演会でした。
