昨日告別式でした。
母はやっと家に帰れました。



自閉息子は始終落ち着いてて、悔いのない葬儀ができました。
看取りから納棺、通夜も告別式も火葬も全て立ち合ってくれました。
お坊さんの関係で1日安置せざるを得なかったけど、
息子はおばあちゃんと一緒にいると言ってくれ、二日間主人と葬儀場に泊まり込んで線香の番をしてくれました。
遺体も怖がらないので(知的障害ゆえ死の恐怖は感じにくいと思われる)、おばあちゃん死んじゃったねと言いつつ母の頭を優しく撫でてくれます。


息子が一番大変だった幼少期を知っている母。
この成長を見せれたのが一番の供養と思っています。


喪失感と着信に怯えなくていい安堵感とごちゃ混ぜで頭がぼんやりします。



もうお見舞いに行かなくていい。
お見舞いを最優先にしていたので、予定を週末に合わせていました。
もう行かなくていい、自分の都合を優先できる!という開放感もあります。


でも、もうこの世界のどこにもママはいないんだなー…。
入院中、背中を撫でたくて枕の下に手を入れたらあったかくて汗で湿っている。
あの感触が忘れられない。
清拭で薬の匂いがする体も、思い出の匂いになってしまった。


返事はないけど、私が独り言で育児の愚痴を言いながら背中を撫でていたら、母はそのままよく眠っていました。
娘に戻れるこの時間、やっぱり愛おしかったです…。


ぽっかり心に穴があいています。
それでも子育てのやることがたくさん。
イレギュラーが続いたので、後から息子に不安定の波が来そうで怖い。
こんな時こそいつもの支援。
頑張ります。
ママ見ててちょうだいよ、自閉育児やり遂げるよー!