母の意識が戻らないと病院から電話があり、急いで駆けつけた。息子は学校を休ませた。
母の病院は高速バスを乗り継いで1時間。
でも娘を連れてきたらめちゃくちゃになるので途中託児所に預けてきた。
今すぐどうこう、ということではありません、と説明を受けた。でも先生から説明があるらしい。
泣きながら高速バスに乗ったけど、娘が半端なくグズついてイライラした。
でもなるべく優しいママとして振る舞った。もしかしたら、母が見てるかもしれないから。
病院に駆けつけたら、母の意識が戻っていた。母は腎臓病で人工透析を31年続けている。母は徹底的に自己管理を行い、30年の透析に耐えてきた。
凄いことなのだ。
でももう身体は限界を超えてるんだって。
今は透析に入っている。
連絡を受けた時、いよいよか、と思った。
母はもう充分頑張った。間に合わなくても、ありがとうと感謝の気持ちを充分伝えてきた。だから大丈夫。そう思った。
でも、意識の戻った母と会ったら、もっと一緒にいたい。もっともっと話がしたいと、今欲が出てている。
母と一緒にいたい。ママが大好き。
もう大丈夫、もう充分頑張ったのに。
それでもまだ一緒にいたいよ。
残された時間はきっと多くはない。
此の期に及んでも、まだできる親孝行はある。
ママを安心させて、そしてちゃんとあちら側に送る。心配ないように怖くないように穏やかな時間を過ごせるように。
まだまだできることはある。