サブカルが趣味というわけではないのだが、
コンテンツビジネスに従事するものとしてマストと薦められ、読んだ。
藤木TDC「アダルトビデオ革命史」
本書、日経の書評にも登場、好評を得ている。
1970年代のポルノグラフティから、最近の海外サーバー経由の無修正ものになった経緯の背後には、
政治的な圧力や、日本経済、家電メーカーの技術、一般作を含めたコンテンツ業界の動き、女性のその職業に対する意識の変化、などなどがあり、
それらの30年強の歴史を有名女優と監督、プロダクション、パッケージメーカーを実名で例に挙げながら、紹介していくと言う、初心者にも非常に分かりやすい内容。
ビデオカメラや、映像技術、VHSテープ、レンタルビデオ、セル市場、など、
結局、何かが急激に普及する裏には、大人の欲望があってこそ!のようだ。
2日間でさらっと読め、勉強になった。
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そして、私、
亡くなったポルノ女優の林由美香さんを追ったドキュメンタリー映画、
「あんにょん由美香」を先日見に行ったこともあり、
特に90年以降の話が生々しく感じた。
この映画では、インタビューで出演していたAV監督の平野勝之氏のキャラの濃さがもっとも印象に残ってしまったのだが、
この書籍で、このキャラの濃さが何となく理解できた気がする。
奇才なんだろう、この方。
AVで有名な監督だが、かつては、ぴあ映画祭で入賞の常連だったらしい。
そして、漫画も書いてたらしい。
何だか、変人っぽいというか、天才っぽいと言うか、ほんとにどうしようもなく濃い魅力に溢れていた。
新しく作品撮ったりしないのかなー。(もちろん一般作で)
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