金曜日の石川先生の漢詩講座で習った、素敵な言葉。
「神韻縹渺」![]()
意味は、
非常に味わい深い、とか
非常に風情がある、とか
そういう意味合いらしい![]()
「画龍点睛」
という言葉がありますが、
龍の絵を書く際に、わざと目玉をかかないで置いた人がいて、
目玉をかいてしまったら、本物の龍になって点に昇って消えたというこのお話、
わざと目玉を描かない、
少しはずした感じも
「神韻縹渺」
だったりするとか。
少しはずした感のある、余裕や遊びは、
風情や味わいに不可欠だとか。
そして、
これらの言葉が生まれた、遥か昔の中国貴族社会では、
もっとも避けるべきだとされていたのが「野暮(やぼ)」で、
何が「野暮」かというと、
・すぐにムキになる
・忙しい
・根を詰める
が、野暮の代表格らしい。
根を詰めると、最終的に、
貴族社会では低く見られてしまうとか。
少しはずしたくらいが、ちょうどよく、
そういう余裕がなくては、
「神韻縹渺」も感じられないとのこと。
何か納得![]()
野暮は避けたいですね・・・
孔子先生も論語で「中庸」を徳だと言ってますが、
この「過不足なく偏りのない」徳こそが理想的だが、案外難しい。
洋服でも、何でも、がんばりすぎると逆に野暮ったくなることは多いはず。
遊びのある、少しはずした感覚は、
将た素敵無からんや![]()
※この「将た(はた)~らんや」も、ぼんやりした表現で風情があるらしいです。
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