この展覧会では、ミュシャの作品を彩った女性達に焦点を当て、リトグラフのポスターや装飾パネル、素描、挿絵原画、関連写真など、約150点が紹介されています。
特に、パリスとヘルメスの表情が印象的な「パリスの審判」カレンダー、華やかな雰囲気の「ビザンティン風の頭部:ブロンド」装飾皿、優雅さが漂う「椿姫」ポスター、凛とした空気を感じる「黄道十二宮」ポスター、甘い夢を見ているような「ジュレ・フレールの香水:シルヴァニス・エッセンス」ポスター、健康的な美しさのある「エリシュカ」油彩画が良かったなぁ…と。多くの素描、油絵やポストカードなども見られて、大変興味深かったです。
会場入口には、花冠やフォトプロップスが用意されていました。素敵ですね。
会期は10月21日までとなっています。