『東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り』(東北歴史博物館) | 空色ノートのブログ

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映画、音楽、写真、旅行、漫画が好きです。美術館、博物館、神社、お寺など、時々出かけています。毎週の楽しみは、私の愛した歴代ゲゲゲ、薬屋のひとりごと。

東北歴史博物館(宮城県多賀城市)で開催中の『東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り』を見てきました。


この特別展は、東日本大震災からの復興を祈念して開催されたもの。東大寺の寺宝や史料を中心に、国宝17点、重要文化財25点を含む、約150点が紹介されています。

エントランスホールには「東大寺南大門 仁王さんのお顔」と「東大寺 大仏さまの右手」(いずれも原寸大レプリカ)が。迫力がありますね。




会場入口では「重源上人座像(模刻)」が出迎えてくれました。こちらは撮影可能です。


特に、灌仏盤(かんぶつばん)に刻まれた絵が可愛らしい「誕生釈迦仏立像及び灌仏盤」、指先が綺麗な「弥勒仏座像」、まるで生きているような「重源上人座像」(三重 新大仏寺)、当時が偲ばれる「自然木脇息(重源上人所用)」と「自然木杖(伝重源上人所用)」、頭部が印象的な「五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀如来座像」(奈良 五劫院)と(東大寺)、後ろ姿も艶やかな「地蔵菩薩立像」、胸に迫る美しさの「紺紙銀字華厳(けごん)経(二月堂焼経)巻第五十九」が良かったなぁ…と。

会期は6月24日までとなっています。