先日、映画『かぐや姫の物語』を見てきましたので感想を少し。
柔らかいタッチの絵が、とても好み。自然が美しく、登場人物の表情や動きが、いきいきと描かれていました。
かぐや姫が可愛らしく、「虫愛づる姫君」のようだなぁ…と。
劇中歌「わらべ唄」は親しみやすく、思わず口ずさんでしまいますね。
肝心の「姫の犯した罪と罰」ですが、劇中では具体的な説明がなく、よく分かりませんでした。パンフレットの「企画『かぐや姫の物語』」を読んで、そうだったのかぁ…と。
また、愛情が空回りしてばかりの翁・御門の顎の長さ・妻子がありながら姫と逃げた捨丸(夢オチ?でしたが)・天人の音楽など、個人的に「う~ん…」と思う点がいくつかありました。
スタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』(米林宏昌監督)は、来年夏に公開予定とのこと。こちらも楽しみです。